出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
奈良県中西部、橿原(かしはら)市にある山。標高199メートル。『古事記』には畝火山、『日本書紀』には畝傍山と書かれている。お峰山(おむねやま)、慈明寺山(じみょうじやま)ともいう。天香久山(あめのかぐやま)、耳成山(みみなしやま)とともに大和三山(やまとさんざん)として知られ、三山のなかで最高峰。山麓(さんろく)は片麻岩、中腹以上は黒雲母(くろうんも)安山岩からなり、火山の一部分が鐘状をなす。山麓周辺には橿原神宮をはじめ、記紀に記される神武(じんむ)、綏靖(すいぜい)、安寧(あんねい)、懿徳(いとく)の4天皇陵があり、史跡に富む。また『万葉集』の嬬(つま)争いの伝説歌のほか、多くの古歌に詠まれている。
[菊地一郎]
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…奈良盆地南東部の畝傍(うねび)山(慈明寺山とも。標高199m),耳成(みみなし)山(140m),天香久(あまのかぐ)山(152m)をいう。…
※「畝傍山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」