自動飛行制御システム(読み)じどうひこうせいぎょシステム(英語表記)automatic flight control system; AFCS

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自動飛行制御システム
じどうひこうせいぎょシステム
automatic flight control system; AFCS

安全で快適な飛行を実現するため,自動操縦装置自動着陸装置,自動推力制御装置を中心にした総合飛行システムをいう。この装置に各種航法援助装置を組み合わせることにより,離陸後,指定されたコースを飛行し,目的の飛行場に着陸するまで自動操縦で飛行することが可能となる。

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百科事典マイペディアの解説

自動飛行制御システム【じどうひこうせいぎょシステム】

AFCS(automatic flight control systemの略)とも。航空機の飛行や着陸を自動的に制御するシステム。超音速飛行における機体の姿勢保持などは従来の自動操縦装置では対処できず,より高度な自動飛行制御システムの名が用いられるようになった。慣性航法装置(慣性航法参照)との組合せにより離着陸以外はすべて自動化の傾向にあり,着陸までを完全に自動的に行う自動着陸装置も実用されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

じどうひこうせいぎょシステム【自動飛行制御システム automatic flight control system】

航空機の飛行や着陸を自動的に制御するための装置の総称。AFCSと略称されることが多い。第2次世界大戦後,とくに軍用機においては超音速ジェット機が主流となり,運用速度範囲が広くなるに伴って機体の空気力学特性の変化が大きくなり,とうてい操縦者の能力ではその変化に対応しきれなくなってきた。そして,従来用いられていた自動操縦装置は,そもそも操縦者の疲労を軽減することを目的としたもので,所望の姿勢,高度,速度の保持,上昇下降角,針路,つり合い旋回の選択,トリム(重心まわりのつり合い)維持などの機能をもっていたが,この装置では解決できない問題が生じてきたのである。

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