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自動操縦装置 じどうそうじゅうそうちautomatic pilot; autopilot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自動操縦装置
じどうそうじゅうそうち
automatic pilot; autopilot

航空機などを,人手を使わずに自動的に操縦する装置。最初は長時間飛行に際して操縦士の精神的・肉体的負担を軽減する目的で補助的に使用された。その後,航空機の速度領域の拡大に伴い,操縦士の操縦だけに頼っていては十分な安全が得られない飛行状態が生じ,これを解決するためにも自動操縦装置が使われるようになった。一般に使用されているものは,コンピュータを内蔵し,航法装置と結合することによって,操縦士が設定する高度,速度,針路を維持しながら正常飛行を行なう。また操縦士の設定に従って旋回したり,外部からの擾乱によって起こる航空機の姿勢の乱れなどを自動的に修正する。さらに着陸誘導経路を自動的に捕え,保持する機能をもつものを自動着陸装置という。

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デジタル大辞泉の解説

じどうそうじゅう‐そうち〔ジドウサウジユウサウチ〕【自動操縦装置】

車両・船舶・航空機などの操作コンピューターを用いて自動的に行う装置。

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百科事典マイペディアの解説

自動操縦装置【じどうそうじゅうそうち】

オートパイロットとも。操縦士が手を下すことなく自動的に飛行機の飛行を継続させる装置。飛行機は機首の方向(方向舵(だ)),縦の姿勢(昇降舵),横の姿勢(補助翼)を三つの舵(かじ)で制御するが,姿勢変化が生じたときジャイロなどでこれを検知し,サーボ機構により自動的に舵を動かして修正する。
→関連項目オートパイロット

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大辞林 第三版の解説

じどうそうじゅうそうち【自動操縦装置】

航空機・船舶・鉄道などの航行や走行を自動的に行う装置。オート-パイロット。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自動操縦装置
じどうそうじゅうそうち

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世界大百科事典内の自動操縦装置の言及

【自動飛行制御システム】より

…第2次世界大戦後,とくに軍用機においては超音速ジェット機が主流となり,運用速度範囲が広くなるに伴って機体の空気力学特性の変化が大きくなり,とうてい操縦者の能力ではその変化に対応しきれなくなってきた。そして,従来用いられていた自動操縦装置は,そもそも操縦者の疲労を軽減することを目的としたもので,所望の姿勢,高度,速度の保持,上昇下降角,針路,つり合い旋回の選択,トリム(重心まわりのつり合い)維持などの機能をもっていたが,この装置では解決できない問題が生じてきたのである。その典型的な例は,日本の航空自衛隊でも使ったロッキードF104戦闘機である。…

※「自動操縦装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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