至らぬ(読み)イタラヌ

デジタル大辞泉 「至らぬ」の意味・読み・例文・類語

いたら‐ぬ【至らぬ】

[連語]配慮が不十分で行き届かない。未熟である。「至らぬ点はお許し下さい」
[類語]不束ふつつかつたない不肖野育ち半人前青臭い未熟不慣れ不調法不行き届き不十分不完全不備不徹底不敏浅はか浅薄浅慮浅才無考え愚か愚かしい足りない不見識無定見生半可

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精選版 日本国語大辞典 「至らぬ」の意味・読み・例文・類語

いたら‐・ぬ【至ぬ】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「いたる(至)」の未然形に、打消の助動詞「ず」の連体形が付いたもの ) 思慮が不十分で、物事に気がつかない。注意が行き届かない。また、気がきかない。未熟で欠点が多い。
    1. [初出の実例]「いたらぬ小民がかわいいことは夏あつうてかなしいと云て」(出典:玉塵抄(1563)八)

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