デジタル大辞泉
「不敏」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふ‐びん【不敏】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 才能に乏しいこと。また、そのさま。不明。不才。多く、自分をへりくだっていうときに用いられる。
- [初出の実例]「臣不敏深揖二仰三宝一。深望二此四節一謹録二遺願一」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)下)
- 「多少のほどは其児の生れつきの敏と不敏(フヒン)とによるべし」(出典:授業編(1783)一)
- [その他の文献]〔論語‐顔淵〕
- ② 体の動きや、頭の働きがすばやくないこと。敏捷(びんしょう)でないこと。機敏でないこと。また、そのさま。〔布令字弁(1868‐72)〕
- [初出の実例]「板の広い割に小さい穴を、木村は不敏(フビン)にして見付けなかったのである」(出典:田楽豆腐(1912)〈森鴎外〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「不敏」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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