デジタル大辞泉 「情調」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ちょう〔ジヤウテウ〕【情調】 1 そのものからにじみ出る、特別の趣。「エキゾチックな情調がある」2 ものに触れて起こる感情。「芭蕉の―のトレモロを如実に表現した詩語である」〈芥川・芭蕉雑記〉[類語]趣おもむき・感情・気分・情じょう・情感・心情・情緒じょうしょ・じょうちょ・情操・情念・情動・喜怒哀楽・気き・気色きしょく・機嫌きげん・気持ち・感じ・エモーション・風情・気韻・風韻・幽玄・興味・内容・興趣・情趣・風趣・風格・余情・余韻・詩情・詩的・味わい・滋味・醍醐味・妙味・雅味・物の哀れ・ポエジー・ポエティック・ポエトリー・ロマンチック・メルヘンチック・リリカル・センチメンタル・ファンタジック・ファンタスティック・幻想的・夢幻的・神秘的・ドリーミー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「情調」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ちょうジャウテウ【情調】 〘 名詞 〙① あるものに接したとき、そのものからにじみ出て、人をしみじみと感じさせるようなおもむき。[初出の実例]「木村の関係してゐる雑誌に出てゐる作品には、どれにも情調がない」(出典:あそび(1910)〈森鴎外〉)[その他の文献]〔杜牧‐秀才同来同書四韻詩〕② 喜怒哀楽などの感情の状態。[初出の実例]「私の哀愁は〈略〉次第に情調(ジャウテウ)を変へて来た」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by