デジタル大辞泉
「情味」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じょう‐みジャウ‥【情味】
- 〘 名詞 〙
- ① 人に訴えるような面白さやよさ。あじわい。おもむき。情趣。
- [初出の実例]「田地明々絶二点埃一。静中情味実奇哉」(出典:南游集(1364頃)和草庵首座山居)
- [その他の文献]〔韋荘‐三堂早春詩〕
- ② 人間らしい感情の起伏。やさしさ、思いやりなどといった、他に働きかける豊かな気持。
- [初出の実例]「稍情味の甘酸を嘗むる者に非れば、則ち与に語るに足らず」(出典:柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉二)
- 「何となしに淋しい子供等の生活に一脈の新しい情味が通ひ始めたやうに思った」(出典:鼠と猫(1921)〈寺田寅彦〉三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「情味」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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