芦別[市](読み)あしべつ

百科事典マイペディア 「芦別[市]」の意味・わかりやすい解説

芦別[市]【あしべつ】

北海道中央部の市。1953年市制。空知川,芦別川流域の夕張山地北部を占める。根室本線が通じる。石狩炭田北部の産炭都市として,1915年に炭鉱の開発が始まってから急速に発展したが,主要鉱の三井芦別鉱業所も1992年に閉山した。その後企業誘致を進めて工業団地が形成され,電子,精密機械繊維,製材などの工場が立地している。空知川沿いの低地は水田化され,麦類,豆類ジャガイモなども産する。1988年環境庁から〈星の降る里〉の認定をうけ,観光開発も進めている。865.04km2。1万6628人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android