日本歴史地名大系 「花岡山」の解説
花岡山
はなおかやま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
熊本市域のほぼ中央に位置する標高133メートルの安山岩質集塊岩からなる孤立丘陵。朝日山あるいは祇園山(ぎおんやま)とも称し、かつては南西の万日(まんにち)山(130メートル)、独鈷(どっこ)山(115メートル)などとともに金峰(きんぽう)山外輪山の南東末端部を形成。山頂には979年(天元2)鎮座の由来をもつ祇園社(現、北岡神社)があり、山麓(ろく)には細川家の菩提(ぼだい)寺妙解(みょうげ)寺跡(現、北岡自然公園)がある。1869年(明治2)勤王の志士を祀(まつ)る招魂祠(し)(現在は熊本城内の護国神社へ移祀(いし))を建立、桜樹が植えられて現称となる。西南戦争では、薩(さつ)軍の熊本城砲撃の陣地となる。その後、花岡山官軍墓地(神風連(しんぷうれん)の乱、西南戦争、日清(にっしん)・日露戦争で倒れた県官・将兵を葬る)も設けられた。山頂、山腹には、1954年(昭和29)インドのネルー首相から贈られた仏舎利を納めた仏舎利塔、熊本洋学校のクリスチャン生徒による「キリスト教を以(も)って祖国を救う」ことを意図した奉教趣旨書署名90年を記念した熊本バンド奉教碑、殉教切支丹(キリシタン)加賀山マリアの墓などもある。熊本市の玄関口、熊本駅に近接していることもあって、四季を通じて来訪者が多い。
[山口守人]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新