精選版 日本国語大辞典 「褐色土」の意味・読み・例文・類語
かっしょく‐ど【褐色土】
- 〘 名詞 〙 「かっしょくしんりんど(褐色森林土)」の略。
乾燥地に共通的におこっている石灰集積作用により、薄い腐植層の直下に炭酸石灰分が集積し生成した土壌。貧弱なステップ草原にみられ、腐植含有率の違いで褐色土と灰色土(はいいろど)(シエローゼムsierosem)に区別される。栗(くり)色土よりも降水量の少ない地方のもので耕作には適さないが、中央アジアの大規模な灌漑(かんがい)開発地にはこの土壌地域も含まれているとみられる。以上は乾燥型土壌としてのブラウンソイルbrown soilであるが、同じく褐色土といわれるものでブラウンアースbrown earthとよばれる土壌は、温帯湿潤地の褐色森林土のことで、混同されやすいので注意を要する。
[浅海重夫]
brown soil ,brown earth
温帯の乾燥気候下の半砂漠地帯に分布する成帯性土壌型名で,褐色半砂漠土のこと。V.V.Dokuchaev(1900)提案。表層は淡黄灰色を呈し,ソーロチ化し,腐植含量は少ない。下層土は柱状構造をもちソロネッツ化。全層を通じ炭酸塩含量が高く,深さ40~50cmから石膏集積層。肥沃度は低く放牧地として利用されている。褐色森林土とは別。
執筆者:松井 健・永塚 鎮男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...