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角田[市](読み)かくだ

百科事典マイペディアの解説

角田[市]【かくだ】

宮城県南部の市。1958年市制。中部を阿武隈川が流れ,角田盆地が開け,阿武隈急行線が通じる。盆地の中心にある市街は江戸時代石川氏の城下町で,土蔵造の商家など古い家並みが残る。米作,イチゴ・野菜栽培,酪農,養豚が行われる。昭和40年代より工場誘致が進み,自動車部品や電気機器,繊維などの工場が進出し,航空宇宙技術研究所の支所や,宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)のロケット開発センターも置かれた。東日本大震災で,市内において被害が発生。147.53km2。3万1336人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

かくだ【角田[市]】

宮城県南部の市。1958年市制。人口3万5316(1995)。阿武隈川が南から北に貫流する角田盆地の大半を占め,主要集落角田は阿武隈川西岸に位置する。伊達成実によって天正年間(1573‐92)に城が築かれ,1598年(慶長3)以降伊達氏一門の石川氏が入封した。近世には阿武隈川舟運の中継地として栄え,米,繭の一大集散地であり,その面影は今も商家の土蔵造に残る。近世後期には西側山麓の後背湿地が干拓された。

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