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賃金形態 ちんぎんけいたい wage form

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

賃金形態
ちんぎんけいたい
wage form

賃金の算定方式や支払い方式のこと。大別して時間給と出来高給 (または歩合給,業績給,個数賃金) の2つに分けられる。時間給は労働者の作業した時間を単位として算定され,時給,日給,月給,年俸などがある。

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デジタル大辞泉の解説

ちんぎん‐けいたい【賃金形態】

賃金の支払形態。時間賃金出来高賃金に大別される。

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百科事典マイペディアの解説

賃金形態【ちんぎんけいたい】

賃金の支払形態。日,月など労働時間単位で支払われる時間賃金と生産物の量に応じて支払われる個数賃金(出来高賃金)とが基本的形態である。後者は前者の転化したもので,労働の質や強度を統制するために資本家にとって有利。
→関連項目賃金年俸制

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世界大百科事典 第2版の解説

ちんぎんけいたい【賃金形態 wage form】

賃金を支払う方式または形態。賃金の本質は〈労働力の価格〉であるが,現実には賃金は一定量の労働給付に支配される一定の金額として,つまり〈労働の価格〉として必ずその支払形態を伴っている。その形態には二つの基本形態がある。その一つは〈時間賃金〉と呼ばれるもので,時給,日給,週給,月給など,時間賃(金)率と労働時間数を支払基準とする賃金形態である。 もう一つは〈個数賃金〉と呼ばれるもので,出来高給,能率給,業績給など,個数賃率(単価)と出来高量を支払基準とする賃金形態である。

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大辞林 第三版の解説

ちんぎんけいたい【賃金形態】

賃金の支払い形態。一般的には、時給・週給・月給等の時間賃金(時間給)と、作業能率により決められる出来高賃金(能率給)に大別される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

賃金形態
ちんぎんけいたい
wage form

資本家が労働者に賃金を支払う形態。今日、多様な形態が存在するが、その基本形態は時間賃金(時間給)と出来高賃金(出来高給、個数賃金ともいう)の二つである。
 労働力はかならず時間決めで売買されるので、賃金はまず時間賃金の形態をとる。出来高賃金も、時間賃金を基準にして生産物1個当りの単価が決められるから、時間賃金の転化形態ということができる。したがって、時間賃金がもっとも基本的な賃金形態である。時間賃金は、その単位となる時間によって、時給、日給、週給、月給などの諸形態に分かれる。時間賃金のもとでは、賃金は労働時間の長さによって決まる。標準的な労働時間より短ければそれだけ賃金は低くなり、長ければそれだけ賃金が増える。したがって、低位の時間賃金は、不可避的に、長時間労働を生み出す。
 出来高賃金は、単価に出来高量を乗じたもので示される。能率給、業績給、請負賃金などはその具体的形態である。出来高給のもとでは、賃金収入を増やすためには標準的な出来高をあげなければならないから、資本家は、労働者を「自発的」に労働強化へ向かわせることができる。また、生産物の平均的な品質確保が賃金支払いの前提となるため、この賃金形態をとることで、監督なしに労働の質を制御することも可能となる。
 この二つの基本形態を土台にして、より少ない労働コストでより多くの労働支出をもたらすさまざまな派生的形態がつくりだされ、その形態がより複雑化する傾向にある。おもなものとして、時間賃金の基礎上に割増賃金を組み合わせ、しかも割増率を自動的に逓減(ていげん)させたもの(ハルシー式、ローワン式)、標準的な作業量を設定し、それ以上の作業量にはより高い賃率を、逆の場合はより低い賃率を適用するもの(テーラー式、ガント式、エマーソン式)、平均労働者の労働強度に基づく点数制度(ビドー式)、査定によって「成果」を評価し、その「成果」に対して支払う成果主義などがあげられる。[横山寿一]
『木下武男著『日本人の賃金』(1999・平凡社)』

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