軽挙(読み)ケイキョ

精選版 日本国語大辞典 「軽挙」の意味・読み・例文・類語

けい‐きょ【軽挙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身軽にとびあがること。かるがるととぶこと。
    1. [初出の実例]「何以子晉駕鶴。独稟軽挙之霊」(出典本朝文粋(1060頃)三・神仙春澄善縄〉)
    2. [その他の文献]〔張華‐上巳篇〕
  3. 軽率な行動をすること。また、かるはずみな行ない。
    1. [初出の実例]「凡情軽挙之念既息。而進修於聖域之願」(出典:東海一漚集(1375頃)二)
    2. 「斯る軽挙に出づるはかへすがへすも残念な話」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六)
    3. [その他の文献]〔韓非子‐難四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「軽挙」の読み・字形・画数・意味

【軽挙】けいきよ

空に高くあがる。登仙する。〔楚辞遠遊〕時俗の阨(はくやく)するを悲しむ 願はくは輕擧してせん

字通「軽」の項目を見る

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