軽挙妄動(読み)ケイキョモウドウ

デジタル大辞泉 「軽挙妄動」の意味・読み・例文・類語

けいきょ‐もうどう〔‐マウドウ〕【軽挙妄動】

[名](スル)深く考えずに、軽々しく行動すること。「軽挙妄動を戒める」
[類語]軽率軽はずみ軽軽しい軽軽軽挙軽薄馬鹿愚か愚かしい馬鹿らしい馬鹿馬鹿しい阿呆らしい下らない愚劣無思慮ぶしりょ無考え浅はか浅薄せんぱく浮つくうろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎそわそわもじもじぐじぐじぐずぐずいじいじ因循くよくようじうじちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよたもぞもぞちょこまかふわふわおどおどせかせかびくびくきょときょとこせこせぐらぐらせわしい倉皇せっかちあくせく気ぜわしい軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも性急右往左往後先なしうわずるうわつくうろたえる

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精選版 日本国語大辞典 「軽挙妄動」の意味・読み・例文・類語

けいきょ‐もうどう‥マウドウ【軽挙妄動】

  1. 〘 名詞 〙 かるはずみな行動をすること。軽率な行ない。
    1. [初出の実例]「軽挙妄動、而欲以図天下之老姦巨猾、難矣」(出典日本政記(1838)一一)
    2. 「いづれも軽挙妄動(ケイキョマウドウ)することなく、何分御沙汰を待たれい」(出典:堺事件(1914)〈森鴎外〉)

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四字熟語を知る辞典 「軽挙妄動」の解説

軽挙妄動

軽はずみな行動をすること。軽率な行い。

[活用] ―する。

[使用例] いづれも軽挙妄動することなく、何分の御沙汰を待たれい[森鷗外*堺事件|1914]

[使用例] 司令官があらためて日本無条件降伏を受け入れたことを伝えた。各出先隊の指揮官はそのことを各自隊員に伝え、軽挙妄動することのないよう注意を受けた[島尾敏雄出発は遂に訪れず|1964]

[解説] 「軽挙」は軽々しい動作。「妄動」は考えもせずにみだりに行動すること。

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