デジタル大辞泉
「軽薄」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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けい‐はく【軽薄】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 物が軽くて、うすいこと。価値が少ないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「かへるときくださるるものをばあつく、けいはくになきやうにあるものぞ」(出典:寸鉄録(1606))
- [その他の文献]〔史記‐平準書〕
- ② 考えがあさはかで、言動に慎重さを欠くこと。また、そのさま。その人。浮薄。軽浮。軽蹤。
- [初出の実例]「将二此軽薄語一、欲レ吐口自含。忍対座中客」(出典:東海一漚集(1375頃)一・答不聞)
- 「交りは軽薄(ケイハク)の人と結ぶことなかれ」(出典:読本・雨月物語(1776)菊花の約)
- ③ ( ━する ) 相手の機嫌をとるような言動をすること。また、その人。ついしょう。おせじ。おべっか。
- [初出の実例]「かやうの事申せば、けいはくのやうに思召れうずるが」(出典:虎明本狂言・抜殻(室町末‐近世初))
- 「『執権職とは、この上なき立身出世も御器量ゆゑ』『大慶至極の儀でござる』と軽薄する」(出典:歌舞伎・梅柳若葉加賀染(1819)大詰)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「軽薄」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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