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過敏症 かびんしょうhypersensitiveness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

過敏症
かびんしょう
hypersensitiveness

感受性亢進のこと。普通は反応を示さない程度の弱い刺激に鋭敏に反応して,一定の症状を呈するような状態をいう。アレルギーアナフィラキシー特異体質などが含まれる。アレルギーと同義に用いられることもある。

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栄養・生化学辞典の解説

過敏症

 通常は反応しない因子に対して過剰に反応する体質

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世界大百科事典 第2版の解説

かびんしょう【過敏症 hypersensitivity】

広義には,ある物質生体内に入った場合,生体がその物質に対して〈異常な反応(質的にも量的にも)〉を起こす場合をいい,狭義には免疫学的機序によると思われる異常反応をいう。一般にいう過敏症は,狭義の場合を指すことが多い。質的な異常反応は大きく次の三つに区別することができる。すなわち,(1)薬物に対する中毒作用,(2)薬理作用として普通では反応しない少量の物質(薬物など)に対して反応を示すこと,(3)免疫学的にアレルギーとしてあらわれてくる場合である。

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大辞林 第三版の解説

かびんしょう【過敏症】

普通では反応を示さない弱い刺激に対し、特定の条件下で過敏に反応する症状。血清注射によるショック死の例など。アレルギー体質による反応性の過度となったものとされる。アナフィラキシーはこの一型。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

過敏症
かびんしょう
hypersensitivity

語義的には、生体の刺激に対する感受性が亢進(こうしん)し、正常な個体ではなんらの反応も示さない弱い刺激に対して特定の個体が示す異常に強い反応性を意味するが、通常、アレルギーと同義語として用いられる。たとえば、即時型アレルギーを即時型過敏症、遅延型アレルギーを遅延型過敏症のように用いる。[高橋昭三]

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世界大百科事典内の過敏症の言及

【薬物過敏症】より

…被投与者の体質上の異常が根底にあって発生する場合が多い。19世紀末にE.vonベーリングが,動物に細菌の毒素をくりかえし注射していくと,ときに致死量以下のごく少量の毒素の注射で激しいショック症状をおこすことを観察し,それは動物がその毒素に対して過敏になっているためと考え,その状態をhypersensitivity(過敏状態。ドイツ語ではÜberempfindlichkeit)と名づけた。…

※「過敏症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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