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重力探査 じゅうりょくたんさgravity survey; gravity prospecting; gravity exploration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

重力探査
じゅうりょくたんさ
gravity survey; gravity prospecting; gravity exploration

重力探鉱ともいう。重力の値あるいは重力の偏差を地表水面または水底において測定し,その値および重力異常から地質構造または鉱床の存在を推定する探査法。石炭,石油天然ガスの探鉱に用いられることが多いが,微細な構造解析には適さないので,探鉱の初期段階で磁力探査とともに概査として用いられることが多い。

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百科事典マイペディアの解説

重力探査【じゅうりょくたんさ】

地表における重力の値(重力異常)が地下構造の異常に影響されるのを利用して,重力の分布から地下構造を推定する物理探査法。主として油層形成の可能性のある背斜構造の探査に利用され,最近では遺跡など地下埋蔵物の探査にも使用される。
→関連項目石油探査物理探査

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうりょくたんさ【重力探査 gravity prospecting】

地下における密度の分布が地表における重力の観測値に反映することを利用して地下構造を推定する物理探査の一方法。石油探査の初期の概査によく用いられるほか,鉱物資源調査や学術調査にも利用される。観測装置としては,19世紀末に重力の水平傾度などを測定する重力偏差計が発明され,油田の探査に広く利用されたが,1930年代になりスプリングによるばねばかりを原理とする小型軽量の重力計が出現し,観測時間も1/10程度となり,重力偏差計に取って代わることとなった。

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世界大百科事典内の重力探査の言及

【地質調査】より

…しかしながら,この推定を確かめたり,さらに深いところの状態を推定するためには,他の方法を用いなければならない。(1)物理探査 いろいろな地球物理学的手法を用いて行う調査方法であり,主として利用する物理量の違いによって方法が異なり,それぞれ,地震探査,重力探査,磁気探査,電気探査,放射能探査,地温探査,物理検層などと呼ばれている。(a)地震探査 地下の岩石や地層の中を波動として伝搬する弾性波の速度を測定することによって,地下構造を明らかにする調査で,古くから,自然発生地震によって地球の内部構造,とりわけ地殻やマントル上部の構造を明らかにするために用いられてきた方法である。…

※「重力探査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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