釣上げる(読み)ツリアゲル

デジタル大辞泉 「釣上げる」の意味・読み・例文・類語

つり‐あ・げる【釣(り)上げる/×吊り上げる】

[動ガ下一][文]つりあ・ぐ[ガ下二]
1 物をつって上へあげる。「クレーンで資材を―・げる」
2 (釣り上げる)魚を釣り針で釣って引きあげる。「かつおを―・げる」
3 ひきつったように上へあげる。「目を―・げて激怒する」
4 価格や相場を人為的に騰貴させる。「地価を―・げる」
[類語]上げる・持ち上げる・引き上げる・押し上げる・突き上げる・差し上げる・振り上げる・打ち上げる・放り上げる・吹き上げる・吸い上げる・巻き上げる・揺り上げる・もたげる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「釣上げる」の意味・読み・例文・類語

つり‐あ・げる【釣上・吊上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]つりあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. ① 物をつって上に上げる。鉤(かぎ)にひっかけたり縄でしばったりして上に上げる。つるし上げる。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「粗籠に人をのぼせてつりあげさせて」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  3. ② 魚を釣り針で釣って引き上げる。
    1. [初出の実例]「一年我河尻にして鵜飼の為に釣(つ)り被上(あげられ)たりしを」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)
  4. ③ 一方の端を上げた状態にする。上方にひきつらせる。
    1. [初出の実例]「眉をつりあげしは」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一)
  5. ④ 作為的に物品の値段や報酬を高くする。相場を人為的に高くする。
    1. [初出の実例]「政府は色々に骨を折って、今度は米価を吊り上げる工夫をして居る」(出典:貧乏物語(1916)七〈河上肇〉)
  6. ⑤ =つる(釣)⑧
    1. [初出の実例]「常陸山は強敵荒岩を一尺四五寸も釣上(ツリア)げて土俵の外に棄て」(出典:相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉常陸山、梅ケ谷時代の壮観)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。小春とは旧暦 10月のことで,太陽歴では 11月から 12月上旬にあたる。厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだことばで,アメリカ大陸やヨーロッパにも冬を...

小春日和の用語解説を読む