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銅器時代 ドウキジダイ

デジタル大辞泉の解説

どうき‐じだい【銅器時代】

考古学上の時代区分の一。石器時代から青銅器時代に移行した地方で、青銅器出現前に利器に純銅が使われた時代を青銅器時代から分離してよぶいい方。石器を併せ用いたことから金石併用時代ともいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

どうきじだい【銅器時代 Copper Age】

銅が使われ始めた時代を銅器時代という。考古学が用いる時代区分の用語で,金石併用時代と同じ意味である。新石器時代と青銅器時代のあいだが,前後と区分できる独立した文化相をもつ場合にこの用語が用いられる。青銅は,銅とスズとを溶解して鋳造する合金であるから,石器時代から青銅器時代に直接移行することはありえず,その前に銅鉱石だけが利用されていた時期があるはずである。実際に古い金属器を分析してみると,スズの成分が低く,ほとんど銅だけで仕上がっているものがある。

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世界大百科事典内の銅器時代の言及

【金石併用時代】より

…ギリシア語のchalkos(銅)とlithos(石)の合成語で,石器時代と青銅器時代の中間の時代をさす。たんに銅器時代ともいう。…

【銅】より

…【柳田 充弘】
【銅の技術史】
 人類の歴史に初めて金属が登場するのは,自然金の砂金であり,続いて自然銅が使われはじめた。自然銅の使用によって,石器時代から銅器時代に入るが,一方では,金石併用時代あるいは銅石時代と表現されるごとく,石器と銅器がともに使用された時代であった。最初の自然金属としての砂金は,漂砂鉱床として元の金鉱床生成の位置から離れた場所に堆積したものを採集したが,自然銅はほとんどが,その生成した銅鉱床の地表,露頭部分に存在している。…

※「銅器時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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