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 カスガイ

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デジタル大辞泉の解説

かすがい〔かすがひ〕【×鎹】

材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、両端の曲がった大釘。
人と人とをつなぎとめるもの。「子は
戸締まりの掛けがね。
「―も錠(とざし)もあらばこそ、その殿戸、我鎖(さ)さめ」〈催馬楽・東屋〉
[補説]「鎹」は国字。

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百科事典マイペディアの解説

鎹【かすがい】

両端を直角に曲げてコの字形とし,先端を爪(つめ)状にとがらせた大釘。主として木材の土台・小屋組みなど部材の連結に用いられるが,石などの接続に打ち込むこともある。

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世界大百科事典 第2版の解説

かすがい【鎹】

建材などの合せ目をつなぎとめるために打ち込む,両端の曲がった大釘。主として木材に打ち込むが,石などをつなぐ場合もある。本来は戸の掛金のことであるという。古墳からの出土品も知られ,和釘と同様,古くは鍛造によって作られた。主として造船,建築,土木工事などで補強金物として用いられる。鉄の角棒,丸棒,平鉄などで作られるが,角棒は現在でも鍛造によることが多い。鎹の働きは,肩幅(働き幅)と脚の長さで決まるが,建築用は肩幅が10cm以下のものが多い。

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大辞林 第三版の解説

かすがい【鎹】

二本の材木をつなぎとめるための両端の曲がった大釘。
二つのものをつなぎとめる役をするもの。 「子は-」
戸締まりに用いる金具。かけがね。 「 -もとざしもあらばこそ/催馬楽」

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

かすがい【鎹】

➀2つの材木をつなぎとめる、コの字形の先のとがった金具。木造の建物では柱と土台、柱と筋交(すじか)い、柱と梁(はり)などの接合に用いる。また石材同士をつなぐときにも使われる。
➁かけがね。戸が開かないようにしておく金具。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典内のの言及

【建築金物】より

…【鈴木 博之】
[日本]
 日本建築における金物は,構造用の補強金物,装飾用の飾金具(錺(かざり)金具),実用的な建具の支持金具や戸締め金具,建物を荘厳(しようごん)するための屋上飾,軒風鐸(のきふうたく),高欄擬宝珠(こうらんぎぼし)などに分けられる。補強金物は,長押(なげし),垂木(たるき),裏板などを打ち止める釘,扉板など厚い板をはぎ合わせる合釘(あいくぎ),床板や縁板を裏から根太(ねだ)に引きつける目鎹(めかす),二つの材を引き合わせる(かすがい)などがあり,古代から用いられている。釘は一般に和釘と呼ばれるもので,断面が正方形をしており,頭部に特徴がある。…

※「鎹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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