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木曽福島 きそふくしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木曽福島
きそふくしま

長野県南西部,木曽町東部の旧町域。木曾谷の中央部に位置する。 1967年福島町と新開村が合体して木曽福島町が成立。 2005年日義村,開田村,三岳村と合体して木曽町となった。東西から山が迫り,中心集落は木曾川の両岸に細長く連なる。江戸時代には中山道木曾十一宿の要地で,関所 (→福島関 ) や木曾谷統治の代官所が置かれ,政治の中心地でもあった。商業も盛んで,特に木曾駒 (木曽馬) の市で知られた。ヒノキを使った木製品を産するほか,精密機械などの工業が行なわれる。また夏は御嶽山駒ヶ岳への登山口としてにぎわう。福島関跡 (国指定史跡) ,島崎藤村の小説『』のモデルになった高瀬家,代官屋敷の庭園などの名所があり,8月の盆には木曾節の踊りが繰り広げられる観光の町でもある。

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デジタル大辞泉プラスの解説

木曽福島

長野県木曽郡木曽町にある道の駅。国道19号に沿う。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木曽福島
きそふくしま

長野県南西部、木曽郡にあった旧町名(木曽福島町(まち))。現在は木曽町の中央部を占める。1967年(昭和42)福島町と新開(しんかい)村が合併して改称、木曽福島町となった。2005年(平成17)日義(ひよし)村、開田(かいだ)村、三岳(みたけ)村と合併し木曽町となる。旧町域はほとんど平坦(へいたん)地がなく、木曽川沿いの谷底に町家は密集する。JR中央本線のほか、国道19号、361号が通る。中心集落の福島は、中世は木曽氏、近世は幕府(のち尾張(おわり)藩)の代官山村氏が居住し、また福島関所も置かれ、木曽谷の政治上の中心をなし、明治以後も行政、商業の中心地になっている。旧跡が多く、木曽(源)義仲(よしなか)および木曽氏代々の墓がある興禅(こうぜん)寺や山村代官屋敷、さらに近世、箱根・新居(あらい)・碓氷(うすい)とともに四大関所の一つになっていた福島関跡(現、福島関資料館)などがある。関所跡の近くに島崎藤村(とうそん)の小説『家』のモデルになった高瀬家が現存し、その近くは中山道(なかせんどう)当時の姿をよく残している。このほか木曽郷土館、木曽福島郷土館もあり、夏の木曽盆踊、水無(すいむ)神社の「神輿(みこし)まくり」も知られる。夏は御嶽(おんたけ)登山の入山口にもなる。[小林寛義]
『『木曽福島町史 上巻』(1954・福島町)』

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