面目を施す(読み)メンボクヲホドコス

デジタル大辞泉 「面目を施す」の意味・読み・例文・類語

面目めんぼくほどこ・す

評価を高める。体面・名誉を保つ。「優勝して―・す」
[類語]名を成す名を残す名を馳せる顔が立つ一花咲かせる錦を飾る名高い有名知名著名高名名うて名代評判名立たる名が売れる顔が売れる音に聞く世に出る世に聞こえる知名度名声名が有る名が通る名をあげる名を売る名を得る名を立てる名を遂げる

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精選版 日本国語大辞典 「面目を施す」の意味・読み・例文・類語

めんぼく【面目】 を 施(ほどこ)

  1. 名誉を高める。ほまれを得る。また、体面を損わずにすむ。
    1. [初出の実例]「道の執心面目をほどこすにつけても」(出典:古今著聞集(1254)一五)
    2. 「さうしたなら阿部一族は面目(メンボク)を施(ホドコ)して挙って忠勤を励んだのであらう」(出典阿部一族(1913)〈森鴎外〉)

めんもく【面目】 を 施(ほどこ)

  1. めんぼく(面目)を施す
    1. [初出の実例]「為義も思ざる面目(メンモク)をほどこし」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)前)

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