面目を施す(読み)メンボクヲホドコス

デジタル大辞泉 「面目を施す」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「面目を施す」の意味・読み・例文・類語

めんぼく【面目】 を 施(ほどこ)

  1. 名誉を高める。ほまれを得る。また、体面を損わずにすむ。
    1. [初出の実例]「道の執心面目をほどこすにつけても」(出典:古今著聞集(1254)一五)
    2. 「さうしたなら阿部一族は面目(メンボク)を施(ホドコ)して挙って忠勤を励んだのであらう」(出典阿部一族(1913)〈森鴎外〉)

めんもく【面目】 を 施(ほどこ)

  1. めんぼく(面目)を施す
    1. [初出の実例]「為義も思ざる面目(メンモク)をほどこし」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)前)

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