コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

韓幹 かんかん Han Gan

4件 の用語解説(韓幹の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

韓幹
かんかん
Han Gan

中国,盛唐の画家。開封 (河南省) の人。王維に画才を認められ,天宝年間 (742~756) に宮廷画家となる。仏画も手がけたが画馬に最もすぐれ,古今の名手とたたえられた。当時宮廷を中心に集められた名馬を写し「古今独歩」と呼ばれた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

韓幹【かんかん】

中国,唐代中期の画家。生没年不詳。天宝年間(742年―756年)玄宗皇帝の宮廷画家として仏画人物画を描いたが,特に馬の絵を得意とし,皇帝の西域産の名馬や新種の馬を理想化しながら精妙に描写した。
→関連項目周【ぼう】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

かんかん【韓幹 Hán Gàn】

中国,盛唐から中唐時代の宮廷画家。生没年不明。馬をかくのを最も得意とした。その出現によって,馬という対象が中国絵画における独立した主題の一つとみなされるようになった。以後,多岐にわたる様式的展開を見せながら,北宋の李公麟,元の趙孟頫(ちようもうふ)などを経て,現代の徐悲鴻に至るまで,連綿とその伝統が継承されている。玄宗所有の〈照夜白〉という名馬を描いた原作品を宋代に模写したと考えられる《照夜白図》(メトロポリタン美術館)などが現存している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

韓幹
かんかん

生没年不詳。中国、盛唐の画家。馬の画(え)の名手。陝西(せんせい)省藍田(らんでん)の人。王維(おうい)に画才を認められて少年時より画業を修め、のち画馬で名高い曹覇(そうは)に学ぶ。天宝年間(742~755)に玄宗朝の宮廷画家となり、名馬、功臣を描いた。馬を好んだ玄宗帝は、当時40万頭に達したという内殿の厩(うまや)の馬をみな韓幹に描かせたという。韓幹はさまざまな名馬を観察して理想の姿や特性を写しきわめ、その画馬は後代の典型となり、後世のこの分野の画に大きな影響を与えた。[星山晋也]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

韓幹の関連キーワード焦秉貞宮廷画家山水画周昉李真初唐盛唐中唐張萱郭熙

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone