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飯盛城 いいもりじょう

百科事典マイペディアの解説

飯盛城【いいもりじょう】

大阪府大東市北条(ほうじょう)から四条畷(しじょうなわて)市南野(みなみの)にかけての飯盛山(標高約315m)にあった中世の山城。飯盛山城ともいう。河内(かわち)の平野部を眼下に一望する要害で,東高野街道を抑えるのに絶好の位置である。
→関連項目四條畷[市]高屋城

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世界大百科事典 第2版の解説

いいもりじょう【飯盛城】

河内国北部飯盛山にあった山城。飯盛山城ともいう。南北朝内乱の史跡の一つ。1347年(正平2∥貞和3)攻勢に転じた南朝方楠木正行は,河内・摂津国で幕府方山名時氏細川顕氏らを破ったので,足利尊氏は執事高師直らを南下させた。翌年1月5日師直は河内国四条に着き,その東方にある飯盛山には,県下野守を旗頭とする白旗一揆が布陣した。迎えうつ南朝方は,四条隆資を総大将に,正行らは往生院に着陣,5日早朝,まず四条隆資が飯盛山を攻めて白旗一揆を牽制し,その間に正行が師直の本陣をつこうとした。

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