デジタル大辞泉
「飽きる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あ・きる【飽・厭・倦】
- 〘 自動詞 カ行上一 〙 ( 四段活用の「あく(飽)」から転じて、近世後期ごろから江戸で使われるようになった語 )
- ① 十分になってもうたくさんだと思う。物事が長く続いたりして、いやになる。
- [初出の実例]「ばかのろいがあきられるまでは」(出典:洒落本・契情買言告鳥(1800)上)
- 「感染(かぶ)れる事の早い代りに、飽きる事も早く」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)
- ② ( 動詞の連用形に付けて補助動詞的に用いる ) 十分に…する。…することにあきあきする。
- [初出の実例]「蚕が已に食ひ飽きて最早少しも食はざる頃は」(出典:幼学読本(1887)〈西邨貞〉七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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