出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
養老山地の東山腹、
養老山地は古く
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
孝子が山で酒の泉を発見したという伝説。元正(げんしょう)天皇のとき、美濃(みの)国(岐阜県)に貧しい父子が住んでいた。老父はことのほか酒を愛し、しきりに欲しがった。あるとき、孝子が山で足をとられて転んだところ、その石の間から泉が湧(わ)き出ていた。なめると酒なので、それをくみ、老父を養い喜ばせた。この話を聞いた天皇は、当地に行幸され、孝心にめでて孝子を美濃守(かみ)に任じ、養老の滝と命名し、年号を養老と改めた。この説話は『古今著聞集(ここんちょもんじゅう)』巻8、『十訓抄(じっきんしょう)』巻六にあり、謡曲『養老』にも脚色されている。現在の養老山には養老神社や養老寺があり、『養老寺縁起』では孝子の名を源丞内(げんじょうない)としている。これに類似する伝説は「子は清水」として全国に伝承され、親が飲むと酒で、子が飲むとただの水という型が多い。社寺にかならず泉があるように、泉はつねに信仰の対象であった。それが酒になったり孝子泉にかわるのも、霊泉に対する希少価値とその信仰や、その水から酒を醸したからである。
[渡邊昭五]
『『孝子泉の伝説』(『定本柳田国男集7』所収・1963・筑摩書房)』
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
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