国立大学法人。高松経済専門学校(前身は1923年創立の高松高等商業学校)、香川師範学校、香川青年師範学校、県立農業専門学校が合併し、1949年(昭和24)経済学部と学芸学部(1966年教育学部と改称)の2学部からなる国立大学として発足。1955年県立農科大学が移管され農学部が設置され、さらに1981年法学部が新設された。1960年商業短期大学部を設置、1995年(平成7)改組され、法学部と経済学部の全学科に夜間に授業を行うコースを新設した。1997年には工学部を設置。1998年に教育学部、経済学部、農学部の全学科を改組。1999年には工学部に材料創造工学科を設置。大学院は1968年に設置されている。2003年(平成15)10月、香川医科大学と統合し、医学部(医学科、看護学科)と、大学院に医学系研究科が設置された。大学院研究科は医学系のほかに教育学、法学、経済学、工学、農学、地域マネジメントがあり、さらに、愛媛大学との大学連合法務研究科が置かれている。附属施設として浅海域環境実験実習施設などがある。2004年4月、国立大学法人法の施行に伴い、国立大学法人となる。本部は香川県高松市幸町1-1。
[馬越 徹]
『香川大学編・刊『香川大学五十年史』(2000)』
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報
1949年(昭和24)香川師範学校・香川青年師範学校を母体とした学芸学部(1966年,教育学部に改称)と,高松経済専門学校を母体とした経済学部の2学部からなる新制大学として発足。1955年に香川県立農科大学を移管して農学部を設置し,81年に法学部,97年(平成9)に工学部を置いた。また2003年に香川医科大学と統合,2004年に国立大学法人化。2017年現在の学生数は学部5661人,大学院716人。6学部13学科,7研究科,2専門職大学院を擁し,高松市幸町・高松市林町・木田郡三木町に4キャンパスを有する。工学系人材や公認心理師の養成を行う新学部・学科構想や,地域活性化のための経済学部の機能強化,「希少糖研究」と「防災・危機管理研究」を戦略的重点研究と位置づけて機構組織を立ち上げるなど,教育・研究双方で積極的な取組みを進めている。
著者: 小濱歩
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新