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高師原 たかしはら

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高師原
たかしはら

愛知県豊橋市南部にある洪積台地。柳生川 (石田川) と梅田川の間,東西 6km,南北 4kmの地域。標高 10~35m。南接する天伯原より起伏が少い。洪積層中から黄褐色の「高師小僧」と呼ばれる管状,樹枝状の褐鉄鉱の団塊を産する。

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世界大百科事典 第2版の解説

たかしはら【高師原】

愛知県南東部,豊橋市南部に展開する洪積台地で,豊川の中位段丘面に相当する。東西約6km,南北約4kmに広がり,標高は10~30mで起伏は少ない。土壌は一部の台地面が黒ボク土でおおわれているが,多くは砂礫質で有機質に乏しい赤色土壌からなり,高師小僧と呼ばれるアシの茎の回りに固着してできた管状の泥質褐鉄鉱が出土する。高師原の開発は1885年に吉田城址に設置された歩兵第18連隊の演習場になったのが始まりで,1908年にその一郭に第15師団が置かれ,兵営前の小池に町が形成された。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔愛知県〕高師原(たかしばら)


愛知県豊橋(とよはし)市南部を占める洪積台地。南は梅田(うめだ)川を隔てて天伯原(てんぱくばら)に続く。標高約20~30m。豊(とよ)川河口左岸に河岸段丘を形成する。大部分は砂礫(されき)層の強酸性土壌。1885年(明治18)に開設された陸軍演習場は第二次世界大戦後、跡地が住宅地・工場用地・愛知大キャンパスなどに転用された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高師原
たかしはら

愛知県豊橋(とよはし)市南部にある洪積台地で、標高20~30メートル。豊川(とよがわ)の左岸段丘、南端の梅田川を挟んで対岸は天伯原(てんぱくばら)である。第二次世界大戦前は陸軍演習場で、戦後開放された。かつての第15師団司令部跡は愛知大学となり、周辺は新興住宅地に変わった。『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』の渥美(あつみ)郡高蘆(たかし)郷、高足庄(たかしのしょう)で、歌枕(うたまくら)の「高師山」は潮見坂に続く一帯の台地、平山をさしたもの。高師浜は梅田川河口の入り江である。[伊藤郷平]

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