日本歴史地名大系 「鳥養牧」の解説
鳥養牧
とりかいのまき
- 大阪府:摂津市
- 鳥養牧
鳥養牧には別業地や港津も設けられていた。「大和物語」に亭子の帝(宇多法皇)が鳥飼院に遊行したとき、大江玉淵の娘を召して「鳥飼」という題で和歌を詠ませた話がみえるが、
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鳥養牧には別業地や港津も設けられていた。「大和物語」に亭子の帝(宇多法皇)が鳥飼院に遊行したとき、大江玉淵の娘を召して「鳥飼」という題で和歌を詠ませた話がみえるが、
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摂津国島下郡(現,大阪府摂津市)の牧。平安時代左右馬寮が経営した近都六牧の一つ。淀川下流にあり右馬寮に属した。近都牧は諸国から貢上されてきた馬牛を,必要に応じて京につれてくるため一時的に放牧しておく都近辺の牧である。935年(承平5)紀貫之が土佐国より帰国の途中,鳥養牧の近くに宿泊し,また1048年(永承3)関白藤原頼通の高野詣の帰路,同牧の辺に到着したことなどが知られる。近都牧は時代とともに衰退し,同牧も早く牧としての実体を失ったと考えられる。南北朝期の《洞院公定日記》や《園太暦》などに鳥養牧のことが散見するが,詳細は不明。
執筆者:高橋 昌明
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