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龍泉洞 りゅうせんどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

龍泉洞
りゅうせんどう

岩手県北東部,小本川中流部にある鍾乳洞岩泉町に属する。 1937年命名,翌年「岩泉湧窟およびコウモリ」として天然記念物に指定された。龍河洞 (高知県) ,秋芳洞 (山口県) とともに日本三大鍾乳洞の1つとして有名。延長は 1700~5000mと推定され,鍾乳石石柱石筍など大規模な石灰岩の溶食地形が発達している。洞内にはトビムシ,ゴミムシ類の微細な動物が生息し,支洞に生息するウサギコウモリなど5種は天然記念物。洞内から湧出する清水は町内の水道の水源となっている。毎年5月には清水川祭がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔岩手県〕龍泉洞(りゅうせんどう)


岩手県北東部、岩泉(いわいずみ)町の宇霊羅(うれいら)山にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。推定総延長5000mの洞内には無数の鍾乳石・石筍(せきじゅん)や滝などがあり、地底湖の水は透明度41.5m。レストハウス・観光会館・ホテル・駐車場などの施設が整う。清水(しず)川対岸の竜泉新洞は科学館を兼ねる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

龍泉洞
りゅうせんどう

岩手県北東部、下閉伊(しもへい)郡岩泉(いわいずみ)町の宇霊羅(うれいら)山東麓(とうろく)にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。「岩泉湧窟及びコウモリ」として国指定天然記念物。洞内の奥行約2500メートル。内部には大小無数の鍾乳石、石筍(せきじゅん)があり、洞内を流れる清流は透明度41.5メートルで全国一といわれる。川、滝、淵(ふち)をつくり、神秘的な景観を呈している。1967年(昭和42)近くに龍泉新洞が発見され、洞内に考古、地質、生物などの資料を展示した自然洞穴科学館が設けられた。[金野一]

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