橘家円蔵(4代)(読み)たちばなや えんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘家円蔵(4代)」の解説

橘家円蔵(4代) たちばなや-えんぞう

1864-1922 明治-大正時代落語家
元治(げんじ)元年生まれ。人形遣い見習いから4代三遊亭円生に入門し,三遊亭さん生をへて明治23年4代を襲名,「品川の円蔵」とよばれる。立て板に水の能弁で知られ,「弥次郎」「首提灯」などを得意とした。大正11年2月8日死去。59歳。江戸出身。本名は松本栄吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android