飽きる(読み)アキル

デジタル大辞泉 「飽きる」の意味・読み・例文・類語

あ・きる【飽きる/×厭きる/×倦きる】

[動カ上一]《動詞「あ(飽)く」(四段)の上一段化。近世後期、江戸で使われはじめた語》
多すぎたり、同じことが長く続いたりして、いやになる。「勉強に―・きた」「彼の長話に―・きた」
十分に味わったり経験したりして、それ以上欲しくなくなる。「牛肉を―・きるほど食べたい」
動詞の連用形に付いて、いやになるほど十分に…するの意を表す。「見―・きる」「聞き―・きる」→飽く
[類語](1飽き飽きするうんざりする食傷する退屈する倦怠けんたいする鼻につくげんなりする懲り懲りする辟易する閉口するまっぴらいい加減投げ遣り桐壺源氏隠公左伝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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