mesoclimate
大気候と小気候との中間スケールの気候のこと。広さは10~100km2,地表状態の複雑さにより,その広さが異なる。各地の気候特性の共通性によって気候の地域体系を求める静気候学では,中気候は大気候から小気候へ局地化されていくなかでの中間的な相対概念である。一方,気候の生成論を主とする動気候学では,大気現象の大きさと対応し,メソ気象と局地気象が中気候の生成に関係する。大きさが移動性高・低気圧以下の,天気図に表現されない不安定線のような独立した気象現象がメソ気象である。一般に短命であるが,その発生や現れ方が地域固有の場合,その現象の顕著さや頻発によって中気候を生成する。広義に解すれば局地不連続線による多雨軸や局地高気圧による気温特性なども含まれる。中気候の生成にかかわる局地気象の地域性は,各種の総観場で現れる気象要素の分布によって検証される。
執筆者:設楽 寛・田中 博
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→気候
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