
)は
(ぼう)と取に従い、取は馘耳(かくじ)(討ち取って左耳を切る)。それを覆うようにしてとり集めることをいう。撮は指先でつまむようにして取る意。〔説文〕十二上に「四圭(けい)なり。一に曰く、兩指もて撮(と)るなり」とあり、量の単位をいう。〔玉
〕には「三指もて取るなり」とする。〔本草綱目、序例上〕に「丸散に刀圭と云ふ
、方寸の匕(さじ)を十
するの一なり。准(なぞら)ふること、梧桐の子(み)の大いさの如し。~一撮なる
は四刀圭なり。~十撮を一
と爲し、十
を一合と爲す」とみえる。〔説文〕のいう四圭とは四刀圭。一圭は六十四黍、四圭は二百五十六黍の量にあたる。
立〕撮 ツカム・トル・ホル・コキル 〔字鏡集〕撮 スベテ・ツマム・ニギル・ノブ・スブ・トル・ホル
tshuatは声義近く、みな集まりとる意がある。
は蛆虫などが集まり食う意。また
dzhoan、
dzuanも声近く、多くよせ集める意。取・最は馘耳の象であるから、小さなものを多く集めることをいう。
▶・撮風▶・撮餠▶・撮摩▶・撮薬▶・撮擁▶・撮要▶・撮略▶・撮弄▶・撮録▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...