tectonic valley ,structural valley
断層など構造運動に起因する変動地形としての構造谷(tectonic valley)と,地質構造や岩質に起因する組織地形としての構造谷(structural valley)との二つの用法がある。前者には断層谷・向斜谷など,また後者には断層線谷・背斜谷・適従谷・必従谷などが含まれる。日本語では区別されないため,誤解を招くおそれがある場合には使用しないほうがよい。
執筆者:有井 琢磨・菊地 隆男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…18世紀にもまだ,谷が天変地異によって突然形成されたものであるという誤った認識が根強く残っていたが,レオナルド・ダ・ビンチはさすがに谷が水流の長年にわたる浸食の結果であるという正確な洞察をもっていた。 谷が川や氷河の浸食作用によって形成された場合に浸食谷といい,断層や褶曲などの構造運動によって生じた谷を構造谷という。地球上の谷の大部分は浸食谷である。…
※「構造谷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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