(読み)ケン

デジタル大辞泉 「研」の意味・読み・例文・類語

けん【研】[漢字項目]

[音]ケン(慣) ゲン(呉)(漢) [訓]とぐ みがく
学習漢字]3年
とぐ。みがく。「研磨
物事本質をきわめる。「研究研鑽けんさん研修
研究会」「研究所」の略。「教研・原研
(「けん」と通用)すずり。「研北
[名のり]あききよ
難読薬研やげん

げん【研/拳/嫌/験】[漢字項目]

〈研〉⇒けん
〈拳〉⇒けん
〈嫌〉⇒けん
〈験〉⇒けん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「研」の意味・読み・例文・類語

けん‐・する【研】

〘他サ変〙 けん・す 〘他サ変〙 調べ明らかにする。研究する。
江戸繁昌記(1832‐36)四「或は子類を研し、或は該博を務め、音訓を正する有、字義を鑿る有」

けん‐・す【研】

〘他サ変〙 ⇒けんする(研)

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【日本刀】より

…それ以前,そして現在も一般には〈かたな〉と呼ばれている。日本刀は鉄鋼を鍛練研磨した利器(武器)であるが,古い時代から作られ,それは長い伝統に培われた日本独自のすぐれた工芸技術が生み出したものである。諸外国においても刀剣の遺品は少なくないが,日本刀のように均整のとれた美しい姿,高度の科学的(合理的)な造刀法,さらにはすぐれた研磨などはみられない。…

※「研」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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