デジタル大辞泉
「逆浪」の意味・読み・例文・類語
ぎゃく‐ろう〔‐ラウ〕【逆浪】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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げき‐ろう‥ラウ【逆浪】
- 〘 名詞 〙 ( 「げき」は「逆」の漢音 ) さかまく波。さかなみ。比喩的に、世の中の乱れていることのたとえにもいう。ぎゃくろう。
- [初出の実例]「魚疲二逆浪一鱗雖レ泥。風払二重霄一翅自冲」(出典:本朝麗藻(1010か)下・感勘解藤相公賢郎茂才蒙課試之綸旨聊呈鄙懐〈源孝道〉)
- 「朝敵を平げて四海の逆浪(ケキラウ)をしづむる事は無双の忠なれども」(出典:高野本平家(13C前)二)
ぎゃく‐ろう‥ラウ【逆浪】
- 〘 名詞 〙 逆風によって起こる波。流れに逆らって打つ波。さかまく波。さかなみ。げきろう。
- [初出の実例]「逆浪(ギャクロウ)遠漲、急流如レ矢」(出典:富山之記(16C中))
- [その他の文献]〔杜甫‐別董頲詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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