デジタル大辞泉 「飲」の意味・読み・例文・類語 いん【飲】[漢字項目] [音]イン(漢) オン(呉) [訓]のむ[学習漢字]3年1 水や酒をのむ。「飲酒・飲食・飲用・飲料/愛飲・牛飲・鯨飲・試飲・痛飲・暴飲・溜飲りゅういん」2 酒宴。「小飲」[難読]飲食おんじき いん【飲】 1 飲むこと。また、飲むもの。飲料。「一瓢いっぴょうの飲」2 酒を飲むこと。酒宴。「一夜の飲を共にする」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「飲」の意味・読み・例文・類語 いん【飲】 〘 名詞 〙① 飲むこと。また、飲み物。飲料。[初出の実例]「たとへば渇に飲にあふが如くなるべし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)礼拝得髄)[その他の文献]〔論語‐雍也〕② 酒を飲むこと。酒盛り。[初出の実例]「長夜の飲をなして時日甲子を忘れたる儕(ともがら)」(出典:近世畸人伝(1790)題言)[その他の文献]〔戦国策‐秦策〕 のめ【飲】 〘 名詞 〙 飲んだ時の感覚。口あたり。[初出の実例]「此たばこは呑めがよいの、わるくさいのと」(出典:松翁道話(1814‐46)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「飲」の読み・字形・画数・意味 飲常用漢字 12画(旧字)飮13画(異体字)11画 [字音] イン・オン[字訓] のむ・みずかう[説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 会意正字は(いん)。+欠。は酒壺に蓋栓を加えた形で、飮の初文。欠は口を開いて飲む形。酒漿の類を(の)む形で、〔説文〕八下に「(すす)るなり」とする。次条に「はむなり」とあって互訓。(せつ)はすする音の擬声語である。[訓義]1. のむ、すする。2. そそぐ。3. さかもり。4. みずをのませる、みずかう。[古辞書の訓]〔名義抄〕飮 ノム・ナム・ミヅカラ(フ)・ツツシム 〔字鏡集〕飮 ノム・ナム・ススル・ミヅノム・ミヅカフ・カクス・ツツシム[語系]飮()im、燕ianは声近く、通ずることがある。[熟語]飲羽▶・飲宴▶・飲燕▶・飲嚥▶・飲讌▶・飲河▶・飲会▶・飲器▶・飲妓▶・飲戯▶・飲客▶・飲泣▶・飲局▶・飲禊▶・飲血▶・飲恨▶・飲至▶・飲子▶・飲酌▶・飲酒▶・飲漿▶・飲蒸▶・飲食▶・飲▶・飲餞▶・飲啄▶・飲▶・飲徒▶・飲馬▶・飲杯▶・飲氷▶・飲盟▶・飲量▶・飲涙▶[下接語]宴飲・燕飲・讌飲・快飲・渇飲・飲・飲・牛飲・狂飲・鯨飲・劇飲・訣飲・浩飲・豪飲・轟飲・酌飲・小飲・縦飲・井飲・対飲・暢飲・沈飲・痛飲・泥飲・陪飲・瀑飲・鼻飲・冰飲・飲・抔飲・飽飲・暴飲・飲・夜飲・溜飲 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報