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物神性 ぶっしんせい Fetischcharakter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
商品経済において,「社会的諸関係」が物として現れる転倒性をさす概念。本来はフェティシズムにおいて用いられた言葉であったが,K.マルクスによっ…

あきない‐もの(あきなひ‥)【商物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 売買する品物。商品。あきもの。[初出の実例]「市姫の神のいがきのいかなれやあきなひものに千代をつむらん」(出典:為頼集(10C後か…

いわ‐もの(いは‥)【岩物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =いわえのぐ(岩絵具)

ちんせきぶつ 沈積物

小学館 和伊中辞典 2版
depo̱ṣito(男)

よせ‐もの【寄物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 多種類のものを一つにまとめたもの。また、分散しているものを一か所に集めたもの。② =よせさた(寄沙汰)[初出の実例]「西国住人等号…

より‐もの【選物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大阪地方で、夏、昼前に近海でとって昼すぎから売り歩く小魚。また、それを売る人。昼網(ひるあみ)。[初出の実例]「ふきにけり・より物ば…

らい‐もの【来物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 京在住の刀工の一派である来(らい)派が製作した刀。銘のあるものは文治(一一八五‐九〇)頃の国頼に始まり、国行、国俊、国次などのもの…

めいさく‐もの【名作物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 すぐれた作。名高い作。名作。多く、刀剣についていう。[初出の実例]「其別当の太刀は名作物で」(出典:虎寛本狂言・成上り(室町末‐近世…

もくてき‐ぶつ【目的物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 めあてのもの。また、ある行為の対象となるもの。〔仏和法律字彙(1886)〕[初出の実例]「男は喜憂の目的物(モクテキブツ)を失なった」(…

みちゆき‐もの【道行物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 浄瑠璃・歌舞伎で、道行を題材としたもの。操浄瑠璃の道行物は、時代物が古く、近松の「曾根崎心中」以後、世話物が盛行。歌舞伎では、所…

むかし‐もの【昔物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 昔、製作したもの。また、昔、流行したもの。古風なもの。時代物。[初出の実例]「さてこそ道具表色までむかし物時代ものともてはやす」(…

物成 ものなり

旺文社日本史事典 三訂版
江戸時代の年貢鎌倉時代からの用語で江戸時代に一般化した。山野河海の用益・生産にかかる雑税を小物成 (こものなり) というのに対し,田畑の生産物…

蔵物 くらもの

旺文社日本史事典 三訂版
江戸時代,蔵屋敷に収納された諸品の総称その中心は米であるが,砂糖・紙・畳表などの特産物もあった。蔵元を通じて入札によって売却され,流通網に…

ほくほく‐もの【ほくほく物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 心から喜ぶべきこと。また、うれしさを隠しきれない様子であること。[初出の実例]「和泉屋は欣々(ホクホク)もので帰って行った」(出典:…

ほんば‐もの【本場物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 本場でとれたり作られたりした物。その物の本来の産出地で出来た物品。[初出の実例]「スコッチ・ウィスキーの本場ものが、一瓶十二円ぐら…

ほんやく‐もの【翻訳物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 外国の文章を翻訳したもの。また、翻訳された、詩、小説、劇など。[初出の実例]「究理(きゅうり)書の飜訳(ホンヤク)もの一二冊よむやい…

もの‐あたらし・い【物新】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となくあたらしい。[初出の実例]「学校は〈略〉幸福とは無関係のものである事を長吉は物新しく感じ…

もの‐あつかい(‥あつかひ)【物扱】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 物事を取り扱うこと。特に、世話を焼くこと。おせっかい。[初出の実例]「いで、あな、あぢきなの物あつかひや」(出典:源氏物語(1001‐14…

もの‐いれ【物入】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 物を入れておくところ。また、物を入れる袋や箱など。[初出の実例]「本箱の下の物入(モノイ)れのなかに」(出典:桐畑(1920)〈里見弴〉…

もの‐うらみ【物恨】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 物事をうらむこと。何となく嫉妬(しっと)の気持をいだくこと。ものえんじ。[初出の実例]「すずろなる物うらみし」(出典:能因本枕(10…

もの‐おもわし・い(‥おもはしい)【物思】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]ものおもはし 〘 形容詞シク活用 〙① もの思いをする様子である。何かと気がかりでふさぎこんだ状態である。[初出…

もの‐かい(‥かひ)【物飼】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 生きものを飼育すること。また、その飼育する人。[初出の実例]「ゆゆしきものかいなるによりて、小田河美作入道茂平がもとへやりて、かは…

もの‐かず【物数】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 品物の数。物の数。品数。[初出の実例]「此時分の習事と者(いっぱ)、まづ、物かずを少なくすべし」(出典:花鏡(1424)奥段)② 物の数の…

もの‐しらず【物不知】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 物事を知らないこと。知識のないこと。無知なこと。また、その人。〔温故知新書(1484)〕[初出の実例]「用いぬ所ではものしらずになっ…

もの‐づけ【物付】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 連歌、俳諧の付合の一つ。掛詞や物・詞の縁などによる付け方の総称。

もの‐つつまし【物慎】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞シク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となく気恥ずかしい。何となく慎み深い。気がねである。[初出の実例]「いとけけしうもてなしたれば、…

もの‐な・れる【物馴・物慣】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]ものな・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙① なれ親しむ。また、なれ親しんで、くだけた態度をとる。[初出の実…

もの‐ねんじ【物念】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 物事を、こらえ忍ぶこと。我慢すること。[初出の実例]「昔も今も、ものねむじして、のどかなる人こそ、幸は見果て給ふなれ」(出典:源氏…

もの‐の‐あわれ(‥あはれ)【物哀】

精選版 日本国語大辞典
⇒もの(物)の哀れ

もの‐はじ(‥はぢ)【物恥】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 物事を恥じること。恥ずかしいと思うこと。はにかむこと。[初出の実例]「あなあぢきなの御物はぢや」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開…

ものは‐づけ【物付】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 雑俳で、点者(てんじゃ)が出す「…のものは」という題に対し、付句をするもの。寛保(一七四一‐四四)の頃から江戸に起こり、流行をみた…

もの‐はり【物張】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 衣の染色・洗い張り・裁縫などに従事すること。また、その人。[初出の実例]「己は故宰相殿の物張にてなむ侍りし」(出典:今昔物語集(112…

ものみせ‐だて【物見立】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ものを見せるさまをよそおうこと。目に物見せようという様子をすること。[初出の実例]「めに物見せふ〈略〉そちが物見せだてはをいてくれ…

もの‐もらい(‥もらひ)【物貰】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 他人に食物などをもらって生活するもの。かたい。乞食。[初出の実例]「喰がちにする弁当の飯 あはれむは花のあたりの物もらひ」(出典:…

もの‐よみ【物読】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 書物を読むこと。特に、漢籍の素読。① ( 授ける立場からいう ) 書物を読むことを教えること。漢籍の講釈をすること。また、説法をするこ…

もよう‐もの(モヤウ‥)【模様物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 模様をほどこしたもの。模様のある衣装。[初出の実例]「染かたびら類。もやう物は、〈略〉一反を二つにして、二所へも見するやうにこしら…

れい‐もつ【霊物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 霊妙不可思議なもの。神秘的なはたらきをするもの。また、神霊や死霊。れいぶつ。[初出の実例]「神丹練丹、薬中霊物」(出典:三教指帰(7…

わが【我が】 物((もの))

精選版 日本国語大辞典
自分の所有物。自分のもの。[初出の実例]「宮をば、いま少しの宿世およばましかば、わがものにても、見たてまつりてまし」(出典:源氏物語(1001‐14…

わき‐もの【湧物・涌物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 自然にわき出るもの。自然に生ずる物。[初出の実例]「異見なくとも養子はかやしゃれ〈西長〉 それほどのかねはわき物山は水〈西鶴〉」(出…

わたり‐もの【渡物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① ある土地から他の土地へ、または、ある人の手から他の人の手に渡ってゆく物。また、そうして渡って来た物。[初出の実例]「然者彼表在日…

わらい‐もの(わらひ‥)【笑物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 嘲笑の対象。冷笑すべきもの。ものわらいのたね。わらいぐさ。[初出の実例]「氏政計愚与及対陣者、其方咲物(わらひもの)にせられべく候」…

まぎれ‐もの【紛物・紛者】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① まぎらわしいもの。人を瞞着するもの。ごまかし者。[初出の実例]「世にまぎれ者おほく、傍若無人に雑言いへば、堪忍なりがたき事あれど…

まつかぜ‐もの【松風物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 能「松風」を典拠とする浄瑠璃、歌舞伎、音曲の総称。

まる‐もの【丸物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 端物(はもの)に対して、全部そろっている物。完全にそろっている物。② ( 表裏がそろっているところから ) 小袖(こそで)の別称。〔随筆・…

よう‐もつ(ヤウ‥)【養物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 令制で、労役負担の公平をはかるための物。上京して労役に服する仕丁(じちょう)・衛士(えじ)の家の雑徭は賦課しないで、これを資養の物に…

やわらか‐もの(やはらか‥)【柔物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 手ざわりのやわらかい織物。すなわち、絹の織物。絹の衣服。絹物。[初出の実例]「里離れ順礼引のぶらつきて〈利牛〉 やはらかものを嫁の…

もてあそび‐もの【玩物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① もてあそぶ対象とする器物。なぐさめにする道具。おもちゃ。がんぶつ。[初出の実例]「犬・馬・器翫(もてアソヒモの)、献上(たてまつ)る…

もの【物】 合((あ))う

精選版 日本国語大辞典
物事が思いどおりになる。物事が都合よくいく。[初出の実例]「明け暮れおぼすさまにかしづきつつみ給ふはものあひたる心ちし給らむ」(出典:源氏物語…

贖物 あがもの

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
祓 (はらい) のとき,罪やけがれをあがなうために神に差出すもの。または身の災いを人形に負わせて水に流し,災いをはらうもの。または令制で,死罪…

往来物 おうらいもの

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
平安時代から明治初期にかけてつくられた初歩教科書の総称。往来は手紙のやりとりの意味で,平安時代のものは手紙の模範文例集であった。鎌倉時代に…

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