とう‐さんやく〔タウ‐〕【党三役】
- デジタル大辞泉
- 政党において、重要な意思決定を行う三つの役職。[補説]自由民主党では幹事長・政調会長・総務会長(選挙対策委員長を加えて「党四役」とすることも…
とお‐ごう‐さん〔とを‐〕【十▽五三】
- デジタル大辞泉
- ⇒九六四くろよん
じかた‐さんちょう〔ヂかたサンチヤウ〕【地方三帳】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、年貢徴収のうえで最も重要な3種の帳簿。郷帳・年貢割符・年貢皆済目録の三帳をいう。
おさん‐どん【▽御三どん】
- デジタル大辞泉
- 《「どん」は接尾語》「御三おさん」に同じ。
かん‐さんぼん〔クワン‐〕【菅三品】
- デジタル大辞泉
- 菅原文時ふみときの通称。
さんえ‐ばこ【三▽衣×匣】
- デジタル大辞泉
- 三衣を納める箱。
さんえんき‐さん【三塩基酸】
- デジタル大辞泉
- 1分子中に、電離しうる水素原子を3個含む酸。燐酸りんさんなど。
ささら‐さんぱち【×簓三八】
- デジタル大辞泉
- 疫病や疱瘡ほうそうよけに板や紙に書いて門戸に貼りつけたまじないの文句。簓三八孫。簓三八宿。簓三助。
さんにん‐じょうご〔‐ジヤウゴ〕【三人上戸】
- デジタル大辞泉
- 1 怒り上戸と泣き上戸と笑い上戸。2 ひな人形のうち、1の表情をしている仕丁姿の三つ一組の人形。
さんにん‐ばり【三人張り】
- デジタル大辞泉
- 三人がかりで弦つるを張るほどの強弓。
さんねん‐き【三年忌】
- デジタル大辞泉
- 「三回忌」に同じ。
さんねん‐ふさがり【三年塞がり】
- デジタル大辞泉
- 1 陰陽道おんようどうで、大将軍のいる方角に向かって、3年間は何事もしてはいけないとすること。大将軍は東西南北に3年ごとに居を移し、その方角を…
さんねん‐みつき【三年三月】
- デジタル大辞泉
- 長い年月をたとえていう語。久しい間。「酒屋の門に―お立ち被遊あそばさいても、飲あがらぬ酒には酔はぬ道理」〈滑・浮世床・二〉
さん‐の‐きり【三の切り】
- デジタル大辞泉
- 1 義太夫節の時代物で、三段目の最終の語り場。ふつう五段からなる1曲の中心となる悲劇的場面で、一座の最高位の太夫が語る。2 講談などの聞かせど…
さん‐の‐ま【三の間】
- デジタル大辞泉
- 1 昔、貴族の邸宅で、奥女中のいた部屋。2 宇治川にかかる宇治橋の西詰めから第2と第3の橋脚の間。ここでくんだ水は茶の湯によいとされ茶人に珍重…
さん‐の‐まつ【三の松】
- デジタル大辞泉
- 能舞台で、橋懸かりの前の白州に等間隔に植えられた3本の若松のうち、いちばん揚げ幕寄りの松。懸かりの松。
さんびゃく‐しょこう【三百諸侯】
- デジタル大辞泉
- 《江戸時代、大名の数が約300あったところから》すべての大名。
さんびゃく‐だいげん【三百代言】
- デジタル大辞泉
- 1 代言人の資格がなくて他人の訴訟や談判などを扱った者。もぐりの代言人。また、弁護士をののしっていう語。2 相手を巧みに言いくるめる弁舌。詭…
さんぶ‐がゆ【三分×粥】
- デジタル大辞泉
- 米1、水20の割合(容量比)で炊いた水分の多いかゆ。
さんぶ‐きょく【三部曲】
- デジタル大辞泉
- 三部作の楽曲。
さんぶ‐ほんしょ【三部本書】
- デジタル大辞泉
- 日本の古代を記した旧事紀くじき・古事記・日本書紀の3書。吉田神道でいう。
さんまい‐ガルタ【三枚ガルタ】
- デジタル大辞泉
- カルタ賭博とばくの一。めくりカルタのうち、一から十までの札40枚を用い、順にめくって手札との3枚の合計の末尾の数字が九に最も近い者を勝ちとする…
さんまや‐かい【三摩×耶戒】
- デジタル大辞泉
- 仏語。密教で説く戒。菩提心ぼだいしんを起こした最初から心と仏と衆生の三つは平等一如であると信じて受持する戒で、伝法灌頂でんぽうかんじょうを…
さんまや‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【三摩×耶形】
- デジタル大辞泉
- 仏・菩薩ぼさつの本誓ほんぜいを表すしるしとしての持ち物。不動明王の剣、大日如来の卒塔婆そとば、観音の蓮華、薬師の薬壺やくこなど。
さんみつ‐ゆが【三密×瑜×伽】
- デジタル大辞泉
- 行者の三密と仏の三密とが相応・融合すること。瑜伽三密。三密相応。
さんがら‐だいみょう〔‐ダイミヤウ〕【三柄大名】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代の大名中、金沢の前田、薩摩さつまの島津、仙台の伊達だての三家をいう。前田は禄高が大名中最高なので高柄、島津は源頼朝の血をひく名家な…
さんかん‐ば〔サンクワン‐〕【三冠馬】
- デジタル大辞泉
- 日本の競馬で、3歳クラシックレースのうち、皐月さつき賞・日本ダービー・菊花賞のいずれにも優勝した馬。
さんごくしき【三国史記】
- デジタル大辞泉
- 朝鮮の歴史書。50巻。高麗の金富軾きんふしょくら編。1145年成立。新羅しらぎ・百済くだら・高句麗こうくりの歴史を紀伝体で記したもので、朝鮮の歴…
さんさい‐ばおり【三斎羽織】
- デジタル大辞泉
- 筒袖で、背縫いの裾が割れている陣羽織。細川忠興の創案という。
さんさい‐りゅう〔‐リウ〕【三斎流】
- デジタル大辞泉
- 茶道の流派の一。細川忠興を開祖として、江戸初期に成立。
さんじきょう〔サンジキヤウ〕【三字経】
- デジタル大辞泉
- ⇒本朝三字経ほんちょうさんじきょう
さんじげん‐えいが〔‐エイグワ〕【三次元映画】
- デジタル大辞泉
- ⇒立体映画
さんじげん‐テレビ【三次元テレビ】
- デジタル大辞泉
- 《three-dimensional television》⇒立体テレビ
さんしゅう‐がわら〔サンシウがはら〕【三州瓦】
- デジタル大辞泉
- 三河地方から産出する粘土で焼いた日本瓦。
さんじゅう‐ぼう〔サンジフ‐〕【三十棒】
- デジタル大辞泉
- 《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
さんしょう‐は〔サンセウ‐〕【三笑派】
- デジタル大辞泉
- 落語家の一派。初世三笑亭可楽からくを祖とする。
さんしょく‐ばん【三色版】
- デジタル大辞泉
- 多色絵画・カラー写真などの原稿の3色分解撮影をし、網版法を用いてイエロー(黄)・マゼンタ(赤紫)・シアン(青緑)の3色のインキで刷り重ね、原…
さんしろう〔サンシラウ〕【三四郎】
- デジタル大辞泉
- 夏目漱石の小説。明治41年(1908)発表。熊本から上京した大学生小川三四郎の、里見美禰子への淡い恋を描く。
さんせい‐じ【三生児】
- デジタル大辞泉
- 三つ子。
さんそく‐どき【三足土器】
- デジタル大辞泉
- 三つの足をもつ煮炊き用の土器。中国の先史時代から漢代の鬲れき・鼎ていなど。
さんたいし【三体詩】
- デジタル大辞泉
- ⇒三体唐詩さんたいとうし
さん‐だいせつ【三大節】
- デジタル大辞泉
- 旧制で、三つの祝祭日。四方拝・紀元節・天長節。のち、これに明治節を加えて四大節しだいせつともいう。
さんたいとうし〔サンタイタウシ〕【三体唐詩】
- デジタル大辞泉
- 唐の詩人167人の作を、七言絶句・七言律詩・五言律詩の三体に分けて編んだ書。南宋の周弼しゅうひつ編。1250年に成立。唐賢三体詩法。三体詩。
さんだい‐ひりょう〔‐ヒレウ〕【三大肥料】
- デジタル大辞泉
- 窒素肥料・燐酸肥料・カリ肥料の三つ。
さんてい‐どうめい【三帝同盟】
- デジタル大辞泉
- 1873年、ドイツ・オーストリア・ロシア3国の皇帝間に結ばれた協約。ビスマルクの外交政策の一環をなす。
さんてん‐しじ〔‐シヂ〕【三点支持】
- デジタル大辞泉
- 岩登りの基本姿勢。四肢のうち三肢で体を支えること。一肢だけを自由にして次の手がかり・足場へ移動する。三点確保。
さんとう‐すいへい【三等水兵】
- デジタル大辞泉
- 旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)に一等水兵と改称された。教育を終えたばかりの兵。
さんとう‐へいそう〔‐ヘイサウ〕【三等兵曹】
- デジタル大辞泉
- 旧海軍における水兵科下士官の最下位の階級。昭和17年(1942)に二等兵曹と改称された。
さんど‐まめ【三度豆】
- デジタル大辞泉
- 1 インゲンマメの別名。暖地では1年に三度とれるところからいう。2 莢豌豆さやえんどうのこと。
さんない‐おん【三内音】
- デジタル大辞泉
- 悉曇学で、三内で調音される音。→喉内音 →舌内音 →唇内音