ホメオボックス
- 百科事典マイペディア
- 体節的構造の形成にかかわる一群の遺伝子に共通する塩基配列。最初,ショウジョウバエの形態形成に関わる遺伝子群(ホメオティック遺伝子)が共有す…
génique /ʒenik/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] 遺伝子の.thérapie génique|遺伝子治療.
いでんし‐おせん〔ヰデンシヲセン〕【遺伝子汚染】
- デジタル大辞泉
- ある地域の野生生物に特有の遺伝子構成が、他の地域の同種または近縁種と交雑することで変化すること。人間が近縁の外来生物や遺伝子組み換え体を持…
遺伝子の異常による疾患 いでんしのいじょうによるしっかん Disorders caused by abnormal gene (遺伝的要因による疾患)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 遺伝子異常とは設計図に書かれたデータの異常です。受精卵の設計図の半分は精子が、半分は卵子が運んできたものです。精子や卵を配偶子(はいぐうし…
表現型 (ひょうげんがた) phenotype
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生物のもつ遺伝的特徴はその生物固有の遺伝子型によって規定されるが,それが形,色,大きさ,機能といった表面から観察できる形質として現れたもの…
**ge・né・ti・co, ca, [xe.né.ti.ko, -.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 遺伝学の,遺伝因子による.ingeniería genética|遺伝子工学.conversión genética|遺伝子変換.informaci…
オペロン operon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 微生物の遺伝子組織は,酵素などの蛋白質に直接対応する構造遺伝子と,数個の構造遺伝子をまとめて制御するリプレッサーおよびオペレーターとから成…
両性雑種 りょうせいざっしゅ dihybrid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 二遺伝子雑種ともいう。A-a,B-bのように,2対の対立遺伝子に着目した場合の雑種。雑種第1代 ( F1 ) では AaBbの遺伝子型をもつ。各対立遺伝子が完全…
oncogène
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [形]腫瘍(しゆよう)原性の.━[男]腫瘍遺伝子,がん遺伝子.
多型
- 栄養・生化学辞典
- ある種の特定の遺伝子に,いくつかの遺伝子型が存在すること.
戻し交雑【もどしこうざつ】
- 百科事典マイペディア
- 戻し交配とも。雑種第1代と,その両親のいずれかとの交雑。親は真の親でなくても,同一の遺伝子型をもつものであればよい。ある対立遺伝子について…
トランスジェニックマウス
- 知恵蔵
- トランスジェニックマウスは、多分化能を持った胚性幹細胞(ES細胞)に人為的に外来遺伝子を導入し、発現させるようにしたマウス。様々な遺伝子がどの…
パネル検査
- 知恵蔵mini
- 一度に複数の疾患関連遺伝子を解析できる技術を用いた、がん治療の分野における検査方法。2010年頃から、がんは遺伝子の変異によって発症する病気で…
gé・ni・co, ca, [xé.ni.ko, -.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 遺伝子の.terapia génica|遺伝子治療.
トランスジェニック‐しょくぶつ【トランスジェニック植物】
- デジタル大辞泉
- その植物のではない、外来の遺伝子を組み込まれ、作出された植物。アグロバクテリウムを利用し、特定の遺伝子を植物体に送り込んで形質転換を図る手…
遺伝子治療
- 栄養・生化学辞典
- 遺伝子療法ともいう.遺伝子工学の技法を用いて作成したDNAを疾病の治療に用いること.ある遺伝子に欠陥があるために起こる疾病の治療のために試み…
いでんし‐けんさ〔ヰデンシ‐〕【遺伝子検査】
- デジタル大辞泉
- 《「DNA検査」とも》1 病気に関係する遺伝子を特定するためにDNA・染色体・代謝産物などを分析すること。→遺伝子診断2 食品に特定の遺伝子が含まれ…
じゅうせい‐いでん〔‐ヰデン〕【従性遺伝】
- デジタル大辞泉
- 性染色体上に遺伝子がないが、一方の性に限って現れる遺伝。対立遺伝子の優劣が雄と雌で異なることによる。
交差 こうさ crossing over
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 細胞分裂において相同染色体間で切断と再結合がおこり、相対応する部分が相互に交換する細胞学的な現象。乗り換えともよばれる。真正核をもつ高等な…
アルゲニー(algeny)
- デジタル大辞泉
- 生物の遺伝的性質を人為的に変えたり、他の生物の遺伝子を移植する手術。遺伝子工学をいう場合もある。
性染色体 せいせんしょくたい sex chromosome
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 雌雄の性を決定する遺伝子を含んだ染色体。常染色体に対する語。常染色体に比べ,著しい異常凝縮を示すので区別される。体細胞で雌がホモ (同型) ,…
連鎖【れんさ】
- 百科事典マイペディア
- 遺伝学用語。連関,リンケージとも。同じ染色体上にある遺伝子間の関係をいう。減数分裂の際,同じ染色体上にある遺伝子は,一体として行動するため…
遺伝 (いでん) inheritance heredity
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 遺伝の様式 相同染色体と対立遺伝子 表現型と遺伝子型 対立遺伝子の関係 遺伝子・形質の分離 独立遺伝 連鎖と交叉 性…
対立形質 たいりつけいしつ allelomorph
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物の、ある染色体上で同じ座位にある二つまたはそれ以上の遺伝子によって支配される形質をいう。イギリスの遺伝学者W・ベートソンとサウンダースE.…
APC遺伝子 えーぴーしーいでんし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- がん抑制遺伝子の一つ。第5染色体長腕上に存在し、家族性大腸腺腫(せんしゅ)症(FAP)の原因遺伝子となる。家族性大腸腺腫症は、APC遺伝子にもともと…
ぎゃく‐いでんがく〔‐ヰデンガク〕【逆遺伝学】
- デジタル大辞泉
- 特定の遺伝子を選択的に破壊・欠失させて、生体への影響や遺伝子の機能を解析すること。従来の遺伝学では、まず生物の形質に注目し、その原因となる…
伴性遺伝【ばんせいいでん】
- 百科事典マイペディア
- 性染色体上にある遺伝子による遺伝様式。性染色体は常染色体と異なり,雌雄のどちらかで常にヘテロ(ヒトでは雌がXX雄がXYで,雄がヘテロ)の組合せ…
リプレッサー
- 栄養・生化学辞典
- オペレーターが制御する調節遺伝子に作用して遺伝子の転写を抑制するタンパク質.
いでんし‐がた〔ヰデンシ‐〕【遺伝子型】
- デジタル大辞泉
- ある形質の発現に関与する遺伝子構成を、潜性遺伝子も含めた型で表したもの。遺伝型。ジェノタイプ。→表現型
ol・i・go・gene /άliɡoudʒìːn | ɔ́liɡou-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《生物》オリゴジーン(◇質的遺伝形質の発現を支配する遺伝子).[oligo-+gene(遺伝子)]
変異 へんい variation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 同一種あるいは一つの繁殖集団内の個体間にみられる形質の違いをいう。形質とは元来生物の分類の指標となる形態的要素をさしたが、G・J・メンデル以…
分離の法則 ぶんりのほうそく law of segregation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- メンデルの遺伝法則の一つ。優性遺伝子 A と,対立劣性遺伝子 a に関しての交雑実験の雑種第2代 ( F2 ) で,劣性遺伝子ホモの個体 ( aa ) が分離して…
遺伝子診断(生活習慣病の)
- 知恵蔵
- 遺伝子診断は、これまで単一遺伝子の異常による遺伝病や、遺伝性の特殊ながんの診断に用いられてきた。最近では、生活習慣病に関連する遺伝子診断が…
Gc型 ジーシーがた Group specific components
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヒトの血清を寒天ゲルもしくはろ紙で電気泳動を行なった場合,α2 -グロブリン分画中に存在する蛋白の一種によって決定される血清型。生体内における…
トランスジェニック生物
- 知恵蔵
- 外来の遺伝子DNAを細胞内に導入し、個体にまで育てた生物。遺伝子導入生物、形質転換生物ともいう。世界初のトランスジェニック動物は、1980年に作出…
molécular knífe
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 《免疫》分子のナイフ(◇エイズウイルス遺伝子の特定部分を切る遺伝子物質).
ホモ接合体
- 栄養・生化学辞典
- 特定の遺伝子座について同一の(区別のつかない)対立遺伝子をもつ接合体.
けいきちゃくりく‐そうち〔‐サウチ〕【計器着陸装置】
- デジタル大辞泉
- 着陸しようとする航空機に地上から電波を発信し、滑走路への正しい進入コースを指示する装置。航空機に対し水平方向の誘導をするローカライザー、高…
プレシジョンメディシン ぷれしじょんめでぃしん precision medicine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ゲノム(遺伝情報)解析によって個人個人の体質を明らかにすることで、その人にとってより効果的で副作用などが低減された治療が実施される医療。個…
クヌートセン仮説【Knudsen hypothesis】
- 法則の辞典
- 両側性の遺伝性網膜芽細胞腫に対しての説明.もし一つの癌抑制遺伝子に,遺伝的な変異が認められた場合,他の対立遺伝子を不活化するためにはもう一…
遺伝的浮動 いでんてきふどう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物の個体群にみられる現象で、毎代の繁殖の際に次の代に伝えられる遺伝子が無作為的に取り出される過程で、遺伝子頻度が変動することをいう。世代…
Gm型 ジーエムがた human gammaglobuline group
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヒト血清中の免疫グロブリンに存在する抗原性の差異による遺伝的多型の一種で,R.グルッブにより 1956年に発見された。特定の不完全 Rh抗体で感作さ…
ハーディ‐ヴァインベルクの法則【Hardy-Weinberg law】
- 法則の辞典
- 集団遺伝学における法則.任意交配のもとでは各種遺伝子型の相対頻度は,関与する対立遺伝子の頻度の積に等しい.
遺伝的組換え【いでんてきくみかえ】
- 百科事典マイペディア
- 一般には減数分裂に際し,相同染色体上の遺伝子間で交叉が起こり,遺伝子配列の一部が入れ替わること。この結果,子には両親にはない遺伝子の組合せ…
いでんてき‐へんい〔ヰデンテキ‐〕【遺伝的変異】
- デジタル大辞泉
- 遺伝子突然変異・染色体突然変異を含めて、遺伝子構成の変化による変異。変異した形質は子孫に遺伝する。
癌の遺伝子療法 がんのいでんしりょうほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 本来,遺伝病の治療を目指した遺伝子治療を癌に応用したもので,癌の原因遺伝子を直接治すのではなく,体内に投与する遺伝子を薬のように用いて癌を…
あんてい‐はつげん【安定発現】
- デジタル大辞泉
- 外来の遺伝子を細胞や細菌に導入し、その遺伝子が排除されることなく、複製が繰り返されたあとでも発現が生じること。宿主細胞のゲノムに外来の遺伝…
クローニング
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] cloning ) 同一の遺伝子構成をもつ個体、細胞や遺伝子の集団をつくりだすこと。動物個体では核移殖、植物ではカルス培養、細胞…
遺伝子組換え
- 栄養・生化学辞典
- 人為的に遺伝子工学の手法を用いて試験管内で遺伝子を組み換えること.
基因密码 jīyīn mìmǎ
- 中日辞典 第3版
- <生化学>遺伝子コード.破译pòyì~/遺伝子コードを解読する.