ふもつ‐にん【負物人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 負物をした人。借財人。[初出の実例]「負物人或号二遁世一、或号二闕落一、分国令二徘徊一事、罪科不レ軽」(出典:甲州法度之次第‐二六箇…
かつじん‐けん(クヮツジン‥)【活人剣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を活かす剣。剣は元来、人を殺傷するためのものであるが、その用い方によっては、人を活かすものともなること。また、その剣の道。かつ…
かぶしき‐なかがいにん(‥なかがひニン)【株式仲買人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 取引所で、株式を売買取引できる者。現在、証券取引所では会員と呼ばれる。〔仏和法律字彙(1886)〕
こもり‐とくにん【隠徳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 富裕を表にあらわさないでいる人。[初出の実例]「かの殿は、いみじきこもりとく人にぞおはします」(出典:大鏡(12C前)二)
ざいにち‐ちょうせんじん(‥テウセンジン)【在日朝鮮人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 第二次世界大戦前の日本の植民地支配の間に、朝鮮から日本に移住したり、または労働力として強制連行されたりしたが、解放後も大韓民国籍…
てがた‐しはらいにん(‥しはらひニン)【手形支払人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形金額を支払う義務を負う人。〔仏和法律字彙(1886)〕
とき【時】 の 人((ひと))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① その時の人。その頃の人。当時の人。時人(じじん)。[初出の実例]「則(すなは)ち阿曇連の祖大浜宿禰を遣して其の訕(さわめき)を平ぐ。因りて海人(あ…
とくべつ‐だいりにん【特別代理人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 民法上、代理権の範囲が特定の事項に限定される代理人。普通は、親権者や法人の理事に代わって特に選任された代理人をいう。② 民事訴訟…
しゅにん‐べんごにん【主任弁護人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 被告人に数人の弁護人がいる場合、弁護活動を統制して行なわせるため、主任として指定される弁護人。〔刑事訴訟法(1948)〕
さくにん‐しき【作人職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中世、作人がその請作地(うけさくち)について持っていた一種の耕作権と収益権。この権利は平安時代には作手(さくて)とよばれたが、平安末…
さまよえる‐ユダヤじん(さまよへる‥)【さまよえるユダヤ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] The Wandering Jew の訳語 ) ヨーロッパ伝説。刑場にひかれて行くキリストを辱(はずか)しめた一人のユダヤ人が、死ぬこともでき…
はちにん‐がた【八人肩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 駕籠舁(かごかき)が八人でかつぐこと。また、その駕籠。八枚肩。[初出の実例]「紅葉かさねの旅衣、八人肩(はちにんガタ)の大乗物、五人の…
ひと【人】 を 食((く))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 人を人とも思わないような言動をする。人をばかにする。[初出の実例]「人を食ふとはその人の器量、これはこれくらゐの貫目と、見くびりて事をはから…
ひと【人】 を 抜((ぬ))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 人の目をごまかす。他人の目をあざむく。人の目を抜く。[初出の実例]「芦の穂は人を抜出の真綿哉〈繁栄〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)五)
ひとかみ‐いぬ【人噛犬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人にかみつく癖のある犬。人くい犬。[初出の実例]「がぶとかみつくとひとしう、かふてふるさまは、人かみ犬よりすさまじ」(出典:御伽草…
ひとなつかし‐げ【人懐げ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「ひとなつかしい」の語幹に接尾語「げ」の付いたもの ) 人にうちとけて親しむようなさま。[初出の実例]「最愛(いと…
ひと‐の‐みち【人の道】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 連語 〙 人として生きていく上で守るべき事柄。[ 2 ] ( ひとのみち ) 大正一三年(一九二四)、御木徳一(みきとくはる)が設立した教派神道…
ひと‐ばな・る【人離】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 人里から遠く離れる。人気(ひとけ)がなくなる。[初出の実例]「ふかき里は人はなれ心すごく」(出典:源氏物語(1001‐14…
ひともし‐びと【火点人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夜、明かりの火・燭を点し、それを守る役目の者。ひたき。[初出の実例]「時(とき)に秉燭者(ヒトモシヒト)有(あ)り」(出典:日本書紀(720…
ひとり‐むすめ【一人娘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 姉妹のない女の子。ただひとりのむすめ。ひとつむすめ。[初出の実例]「時の太政大臣のひとりむすめに、御かうぶりし給ふ夜むこどりて」(…
のとこ‐びと【野床人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 野山を寝床とする人の意 ) かりうど。猟師。[初出の実例]「うちむれてすがる狩るなるのとこ人ゆつるしみしにうちならしつつ」(出典:古…
ノルマン‐じん【ノルマン人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ノルマンは Norman 「北方人」の意 ) 北欧人の一人種。北ゲルマン族に属し、長身で皮膚の色が白く、金髪青眼が多い。スカンジナビア・…
はさん‐かんざいにん(‥クヮンザイニン)【破産管財人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 破産手続で、破産財団に属する財産の管理をする者。裁判所が選任し、その監督のもとに職務を行なう。[初出の実例]「破産管財人に任命した…
ひこくにん‐しつもん【被告人質問】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刑事裁判で、被告人の供述を求める質問。裁判官・検察官・弁護人などは、いつでも必要とする事項について被告人の供述を求めることができ…
ふうらいさんじん【風来山人】
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒ひらがげんない(平賀源内)
はじん‐ちょう(‥テウ)【巴人調】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 巴州人がうたう歌の調子の意。巴州は今の四川省巴県。宋玉「対楚王問」の「客有下歌二於郢中一者上、其始曰二下里巴人一、国中属而和者…
くにゅう‐にん(クニフ‥)【口入人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 売買、貸借の口添え仲介をする人。また、その保証人。〔裁判至要抄(1207)〕② 和与など訴訟の仲裁をした人。〔潮崎稜威主文書‐応永二三…
こち‐と【此方人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 代名詞詞 〙 ( 「こちひと」の変化したもの ) 近世語。自称。(イ) 複数に用いる。われわれ。[初出の実例]「すみ落すべきじゅつ知らず、さだめてこ…
ことく‐にん【子徳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子どもを多く持っている幸福な人。子福者。[初出の実例]「作り取にするこそ芋の子徳人〈定時〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一一)
こうぎ‐にん【公議人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明治二年(一八六九)三月に開設された公議所を構成する議員。各藩の藩主に推薦されたもので、任期は四年。二年ごとにその半数が改選され…
保険仲立人 ほけんなかだちにん insurance broker
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般の保険代理店が保険会社の代理としてその保険会社の商品を勧めるのに対し、保険会社から独立した中立的立場で複数の保険会社と交渉し、顧客のた…
八人聟 (通称) はちにんむこ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題縁結姿八景初演明治3.11(東京・守田座)
八笑人 はっしょうじん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治27.4(東京・藍染座)
八笑人 (通称) はっしょうじん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題花暦三題噺 など初演文久3.3(江戸・中村座)
三人奴 〔浄瑠璃〕 さんにんやっこ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治12.4(東京・中島座)
三人石橋 〔常磐津, 長唄〕 さんにん しゃっきょう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演万延1.3(江戸・市村座)
キンブリ人 キンブリじん Cimbris
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 原始ゲルマン人の一種族原住地はユトランド半島。前2世紀ごろ南へ移動を開始し,ローマ領内に侵入。前105年北イタリアに侵入したが,マリウス指揮の…
ゲルマン人 ゲルマンじん Germans
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド−ヨーロッパ語族中の一民族原住地はスカンディナヴィア半島南部より北ドイツにかけてのバルト海沿岸地方と考えられるが,一部はケルト・イリリ…
シンハラ人 シンハラじん Sinhalese
- 旺文社世界史事典 三訂版
- スリランカの多数民族。シンハラは“獅子の子孫”の意スリランカの人口の7割強を占め,ほとんどが上座部仏教徒。1977年以降,シンハラ人の統一国民党…
在庁官人 ざいちょうかんじん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安中期以後,国衙 (こくが) において国司の命により実務にあたった地方役人の総称遙任 (ようにん) の際,国司は在京して任国には目代を派遣し,そ…
縄文時代人 じょうもんじだいじん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 縄文時代の人類身長は現代人よりやや低く,眼窩上の隆起は発達し,鼻根部は幅がせまくつよく陥没し,鼻は高く隆起する。四肢骨は現代人より扁平であ…
やまべ‐の‐あかひと【山部赤人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 奈良時代の万葉歌人。下級官人として聖武天皇に仕え、宮廷歌人的存在といわれる。行幸従駕の作が多い。対句の技巧に優れ、叙景歌を確立した。柿本人…
よにん‐ばり【四人張】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 四人がかりでないと弦(つる)を張れないほどの強弓。[初出の実例]「下もなき下郎なりけれども、純友、将門にも劣らぬ、弓矢を取る事、養由…
ざいりゅうがいこくじん 在留外国人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- residenti(男)[複]stranieri
さんちゅうじんじょうぜつ(‥ジンゼウゼツ)【山中人饒舌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸後期の随筆。二巻二冊。田能村竹田(たのむらちくでん)著。文化一〇年(一八一三)脱稿、天保六年(一八三五)刊。漢文体で記された、絵画・画家…
さんにん‐たび【三人旅】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 三人で旅をすること。また、その旅。[ 2 ] 落語。「東海道中膝栗毛」の彌次喜多を三人になおした旅咄(たびばなし)。足の悪い癇(か…
せんにん‐くよう(‥クヤウ)【千人供養】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 千人の死者の霊を供養すること。[初出の実例]「五条の橋の千人斬と、世の取沙汰も年月も早十三年、千人供養(センニンクヤウ)遂ぐべしと」…
最後の人 さいごのひと Der letzte Mann
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツ映画。1924年製作。フリードリヒ・ウィルヘルム・ムルナウ監督作。台詞(せりふ)や場面を説明する無声映画特有の中間字幕を基本的には使わず、…
こうりょしぼうにん【行旅死亡人】
- 改訂新版 世界大百科事典
こくせんべんごにん【国選弁護人】
- 改訂新版 世界大百科事典