「H」の検索結果

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キトール キトール kitol

化学辞典 第2版
C40H60O2(572.90).鯨肝油の不けん化物中に含まれるレチナールの二量体.分子蒸留,クロマトグラフィーなどを経て2種類の異性体キトールAとキトールB…

スギオール スギオール sugiol

化学辞典 第2版
C20H28O2(300.44).アビエタン骨格をもつフェノール性ジテルペンケトン.スギCryptomeria japonicaの樹脂の主成分.また,ネズJuniperus communis,…

p-アニス酸 アニスサン p-anisic acid

化学辞典 第2版
4-methoxybenzoic acid.C8H8O3(152.15).ういきょう油のなかに存在するが,p-メトキシトルエンの接触酸化やp-ヒドロキシ安息香酸のメチル化で合成で…

キニン酸 キニンサン quininic acid

化学辞典 第2版
6-methoxy-4-quinolinecarboxylic acid.C11H9NO3(203.19).キニーネあるいはキニジンの酸化によって得られる.黄色の結晶.融点285 ℃(分解).冷水,…

サビネン サビネン sabinene

化学辞典 第2版
C10H16(136.24).d-サビネンは精油成分の一つ.杜(と)松油やピレア油中などに存在する.沸点163~165 ℃.+95°(クロロホルム).0.842.1.4678.果実…

ボルボース石(データノート) ぼるぼーすせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ボルボース石英名volborthite化学式Cu3[(OH)2|V2O7]・2H2O少量成分―結晶系単斜硬度3.5比重3.52色暗橄欖緑、緑、黄緑光沢ガラス~樹脂条痕灰緑~灰緑…

クロロエタン(chloroethane)

デジタル大辞泉
有機塩素化合物の一種。エタンの水素原子1個を塩素原子に置き換えたもの。劇物。甘い香りをもつ無色気体。かつてガソリンに添加されたテトラエチル鉛…

硝煙反応【しょうえんはんのう】

百科事典マイペディア
犯罪鑑識の一つ。銃を発射すると,火薬の爆発により二酸化窒素NO2が発生する。このNO2の付着した手や着衣を湿らせ,ジフェニルアミンNH(C6H5)2を作…

ラムネ Lamennais(La Mennais), Jean Marie Robert de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1780.9.8. サンマロ[没]1860.12.26. プロエルメルフランスの聖職者。著名な哲学者 H.ラムネの兄。 1804年司祭,12~17年サン・ブリュ総代理,22…

キシロース xylose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C5H10O5 。アルドペントースの一つ。D,L,および DL体があり,それぞれ,融点が 144~145℃,144℃,および 129~131℃の結晶。D体は多糖類キシ…

ブヒャラー反応 ブヒャラーはんのう Bucherer reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
芳香核に直結しているアミノ基を,亜硫酸水素ナトリウムで水酸基に変え,逆にフェノール性の水酸基を亜硫酸アンモニウムでアミノ基に変える反応。こ…

成年の秘密 せいねんのひみつ Geheimnisse des reifen Lebens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ドイツの作家 H.カロッサの自伝的小説。 1936年刊。中年の男性をめぐる3人の女性という設定で,その間に働く神秘的な力を探っている。男女の生命の底…

ろっぽうしょう‐ちっかほうそ〔ロクパウシヤウチツクワハウソ〕【六方晶窒化×硼素】

デジタル大辞泉
硼素の窒化物である窒化硼素のうち、六方晶系の結晶構造をもつもの。黒鉛と同じ層状構造をもち、単層のグラフェンと似た構造をとる。化学的に安定で…

コハク酸

栄養・生化学辞典
 C4H6O4 (mw118.09).HOOCCH2CH2COOH.食品のうま味を構成する物質の一つで,清酒や貝などの味に寄与しているとされる.代謝上も重要な酸で,クエン…

ボイス・バロットの法則【ボイスバロットのほうそく】

百科事典マイペディア
オランダの気象学者ボイス・バロットC.H.D.Buys Ballot〔1817-1890〕が1850年ごろに唱えた,風と気圧配置の関係を示す次の法則。風を背にして立つと…

ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット/piano solo

ピティナ・ピアノ曲事典(作品)
『ハイドンの名によるメヌエット』は、1908年ハイドン没後 100年を記念してパリの音楽誌の委嘱により作曲された。 HAYDNの5文字を音にあてはめて主題…

シトロネラール シトロネラール citronellal

化学辞典 第2版
3,7-dimethyl-6-octenal.C10H18O(154.24).非環状セスキテルペンアルデヒド.イネ科コウセンガヤChloris radiataから得られる.シトロネラ油には,(…

グレイ

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] gray ) 放射線の吸収線量を表わす単位。放射線の照射を受けた物質一キログラムあたりの吸収エネルギーが一ジュールの時の吸収線…

ジクロロベンゼン(dichlorobenzene)

デジタル大辞泉
ベンゼンの水素原子二つを塩素原子で置換した有機化合物。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。パラジクロロベンゼンは衣類の防虫剤や殺虫剤とし…

バッハ:クラント ト長調/piano solo

ピティナ・ピアノ曲事典(作品)
1909年にH. クレッチュマーが『ペータース音楽図書年鑑』に発表した論文「ツォイメリンの音楽帳」によって存在が明らかになった作品。この手稿資料の…

遺伝子説【theory of gene】

法則の辞典
遺伝は染色体上に線条に配列した遺伝子の挙動によって説明できるという説.1926年にモーガン(T. H. Morgan)が確立したもので,それ以前の融合説を…

NアセチルDグルコサミン

栄養・生化学辞典
 C8H15NO6 (mw221.21).  2-アセトアミド2-デオキシグルコース,N-アセチルキトサミンともいう.GlcNAcと略す.D体が動植物,微生物の複合糖質,…

過酸化水素

栄養・生化学辞典
 H2O2 (mw34.01).生体内では,アミノ酸オキシダーゼなどの作用により生成し,カタラーゼ,グルタチオンペルオキシダーゼなどにより分解される.食…

チアミン

栄養・生化学辞典
 C12H17ClN4OS (mw300.81).  サイアミンともいう.かつては,アノイリンといった.ビタミンB1.抗脚気因子ともいう.B群ビタミンの一つ.欠乏す…

フェニルイソチオシアネート

栄養・生化学辞典
 C7H5NS (mw135.19).  アミノ酸のアミノ基,ペプチド鎖のN末端のアミノ基などと反応して誘導体にする試薬.ペプチド鎖のN末端から順次アミノ酸配…

ゲルバー橋【ゲルバーきょう】

百科事典マイペディア
連続橋中に適当にヒンジ(自由に回転できる連結部)を挿入した構造の橋で,支点の不同沈下の影響が少ない。提案者ドイツのH.ゲルバー〔1832-1912〕の…

内胚葉型 ないはいようけい endomorph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アメリカの心理学者 W.H.シェルドンの体型分類の一つ。内胚葉起源の内臓,特に消化器がよく発達した肥満体をさす。この体型の者には,くつろぎを好み…

ビアンキ石(データノート) びあんきせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ビアンキ石英名bianchite化学式Zn[SO4]・6H2O少量成分Fe結晶系単斜硬度~2.5比重2.00色無、白光沢ガラス条痕白劈開未記載(「劈開」の項目を参照)[…

レゾルシン resorcin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H4(OH)2 。1,3-ジヒドロキシベンゼンに相当する。融点 109~111℃の針状晶。水,アルコール,エーテルなどによく溶ける。亜鉛の検出試薬と…

摂動論 (せつどうろん) perturbation theory

改訂新版 世界大百科事典
目次  古典力学における摂動論  量子力学における摂動論力学をはじめとして物理学の問題で正確に解が求まるのはごく特別の場合であり,一般には…

ヒドロキシ基 ひどろきしき hydroxy group

日本大百科全書(ニッポニカ)
形式上、水分子H2Oから水素原子Hが1個解離して生じた、酸素原子1個と水素原子1個が結合している原子団-OHをいう。きわめて弱い酸性を示す有機官能基…

ボーキサイト bauxite

改訂新版 世界大百科事典
アルミニウムとアルミナの主要な原料鉱石。名前は最初の産地フランスのアルル地方のレ・ボーLes Bauxにちなむ。化学組成は一般的にAl2O340~60%,Fe2…

塩化水素 えんかすいそ hydrogen chloride

日本大百科全書(ニッポニカ)
水素と塩素の化合物。天然には火山ガスに含まれることがあり、実験室では濃硫酸に濃塩酸を滴下(てきか)して発生させるか、塩化ナトリウムに濃硫酸を…

ホウ酸エステル ホウサンエステル boric acid ester

化学辞典 第2版
一般式B(OR)3(Rはアルキル,アリル).ボランBH3の水素置換体としてトリアルコキシボランのようによぶこともある.硫酸共存下でホウ酸とアルコールを…

宇宙旅行 うちゅうりょこう space travel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
宇宙空間や月や惑星へ旅行すること。人類は昔から月や惑星の世界へ行ってみたいという憧れをもっていた。古くは 160年頃,ギリシアの作家ルキアノス…

過酸化水素 (かさんかすいそ) hydrogen peroxide

改訂新版 世界大百科事典
目次  製法  用途化学式H2O2。1818年にフランスのテナールLouis Jacques Thénard(1777-1857)によって過酸化バリウムと塩酸から初めて得られた…

テトラヒドロキノリン テトラヒドロキノリン tetrahydroquinoline

化学辞典 第2版
C9H11N(133.19).1,2,3,4-テトラヒドロキノリンは,キノリンをニッケル触媒を用いて水素添加すると得られる.無色の液体.沸点248 ℃.1.5933.1.0546…

サラゾスルファピリジン サラゾスルファピリジン salazosulfapyridine

化学辞典 第2版
C18H14N4O5S(398.39).スルファサラジンともいう.2-(p-アミノベンゼンスルホンアミド)ピリジンをジアゾ化後,サリチル酸と反応させると得られる.分…

ルペオール ルペオール lupeol

化学辞典 第2版
C30H50O(426.70).モノジノールB,ビスコールともいう.ルパン骨格をもつ五環式トリテルペンアルコール.キバナハウチワマメ(ノボリフジ,Lupinus lu…

タンパン(胆ぱん) タンパン blue vitriol, chalcanthite

化学辞典 第2版
【Ⅰ】blue vitriol.硫酸銅五水和物の慣用名.タンバン(胆ばん)ともいう.[別用語参照]硫酸銅(Ⅱ)【Ⅱ】chalcanthite.組成CuSO4・5H2Oをもつ銅の加水硫…

脂環式化合物 シカンシキカゴウブツ alicyclic compound

化学辞典 第2版
炭素環式化合物のうち,芳香族化合物以外のものの総称.脂肪族の性質をもつのでこの名称がある.五員環,六員環,およびこれらが縮合環をつくったも…

シクロブタン シクロブタン cyclobutane

化学辞典 第2版
C4H8(56.11).臭化シクロブチルマグネシウムとブチルアルコールとの反応で得られる.シクロブタンカルボン酸の熱分解でも生成する.無色の気体.融点…

p-アニシルアルコール アニシルアルコール anise alcohol, p-anisyl alcohol

化学辞典 第2版
4-methoxybenzyl alcohol.C8H10O2(138.17).タヒチ産バニラ中に存在するが,アニスアルデヒドを接触法,そのほかの方法により還元して合成される.…

稲垣信 (いながき-あきら)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1848-1926 明治-大正時代の牧師。嘉永(かえい)元年12月3日生まれ。もと信濃(しなの)(長野県)上田藩士。明治8年上田禁酒会を結成。9年宣教師J.H.バ…

パラフィン

百科事典マイペディア
脂肪族鎖式飽和炭化水素(アルカン)およびパラフィンワックス(石蝋(せきろう)ともいう)のこと。後者は潤滑油留分の原料から分離される白色半透明…

アールベルク[峠]【アールベルク】

百科事典マイペディア
オーストリア西部,フォアアールベルク,チロル両州境の峠。ライン川とドナウ川の分水界上にあり,標高1802m。1884年開通の鉄道は最高点1310m,長さ…

サリチル‐さん【サリチル酸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( サリチルは[オランダ語] salicyl )[ 異表記 ] サルチルさん カルボン酸の一つ。化学式 C6H4(OH)COOH 無色で昇華性の単斜晶系針状結晶。…

しん‐しんりしゅぎ【新心理主義】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 二〇世紀初頭、イギリスを中心に起こった文芸思潮。フロイトの精神分析学を導入して潜在意識を重んじ、内面心理の分析に新境地を開拓した…

エレバス山 エレバスさん Mount Erebus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南極大陸沿岸,ロス棚氷北西端のロス島にある活火山。標高 3794m。 1841年イギリスの J. C.ロス南極探検隊が発見し,その乗用船にちなんで命名。 190…

実験式【じっけんしき】

百科事典マイペディア
化合物をつくっている原子の種類と数を相対的な比で示す最も簡単な式。たとえばベンゼンは分析してみると常に炭素1に対して水素1の割合からなるの…