視程観測 していかんそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 肉眼や計器を用い、目標物までの見通しがきく距離を観測し、その距離を用いて地表付近の大気の混濁の程度を表すこと。視程とは観測場所からどの程度…
マクデブルク半球【マクデブルクはんきゅう】
- 百科事典マイペディア
- 17世紀半ば物理学者でマクデブルク市長のゲーリケが大気圧の大きさを示すために使った2個の金属製半球。半球を密着させ空気ポンプで中の空気を抜く…
けいねん‐へんか〔‐ヘンクワ〕【経年変化】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 年月が経つうちに製品の品質・性能が変化すること。特に、摩耗・腐食などで性能が劣化すること。また、時間の経過とともに住居が損耗…
ぎゃくてん‐そう【逆転層】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 上下が逆転している地層。地層が巨大な横からの圧力を受けてできる横倒し褶曲(しゅうきょく)などが原因。② 気象学で、高度が高いにもか…
ノックス NOx
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 窒素酸化物 NOxの総称。大気汚染物質としての窒素酸化物をさすときに使われる用語。おもに自動車の排ガス中に含まれる一酸化窒素 (NO) と二酸化窒素 …
せいぶつ‐ポンプ【生物ポンプ】
- デジタル大辞泉
- 海洋において、生物が担う海面から海底への炭素輸送のこと。海面付近で光合成をする植物プランクトン、またはそれらを捕食する動物プランクトンが、…
電離圏 でんりけん ionosphere
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 超高層大気では、高度約70キロメートルあたりから大気の電離度が増え始め、高度とともに電離度は高くなっている。そこでこの領域を、電磁気的特徴に…
オショロコマ おしょろこま [学] Salvelinus malma
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硬骨魚綱サケ目サケ科イワナ属の魚。朝鮮半島北部からベーリング海峡、アリューシャン列島を経て北アメリカのカリフォルニア州に及ぶ北太平洋沿岸に…
やま‐かぜ【山風】
- デジタル大辞泉
- 1 山に吹く風。山から吹いてくる風。2 夜間、尾根から谷、谷から平野部へと吹き下ろす風。山の斜面が放射冷却し、重くなった大気が低い方へ流れ出…
ひ‐りき【非力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 体力・腕力の弱いこと。あるいは、力量のとぼしいこと。また、そのさま。自己の力量をへりくだってもいう。微力。ひりょく。[初…
ブラベ
- 百科事典マイペディア
- フランスの物理学者。エコール・ポリテクニク教授。天体の運動,測地学,地磁気,大気熱学,気象光学などの分野に研究が多い。アルジェリア,アルプ…
しょう‐てっこう(セウテックヮウ)【沼鉄鉱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 沼地や湖底に堆積して生ずる多孔性土質の褐鉄鉱。酸化第二鉄・燐を主成分とし、質はもろい。鉄バクテリアの作用、また大気による酸化作用…
超巨星 ちょうきょせい supergiant star
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 巨星よりも絶対光度が強く,-5等にも及ぶいくつかの恒星をさす。オリオン座β星 (リゲル ) ,はくちょう座α星 (デネブ ) ,りゅうこつ座α星 (カノー…
放射冷却
- 知恵蔵
- 地表面の熱が放射により大気中に奪われ、気温が下がる現象。窪地では冷気がたまり、冷気湖ができる。晴天で風の弱い夜に起こり、霜(遅霜・初霜)が降…
じんしん‐せい【人新世】
- デジタル大辞泉
- 2000年にドイツの大気化学者P=クルッツェンが地質時代の区分の一として提唱した時代。完新世後の人類の大発展に伴い、人類が農業や産業革命を通じて…
かさ【×暈】
- デジタル大辞泉
- 《「笠」と同語源》太陽や月の周囲にできる淡い光の輪。光が高層大気中に浮かぶ氷の微細な結晶を通過するときに屈折して起こる。日暈ひがさ・月暈つ…
サンジョルジオ‐さん【サンジョルジオ山】
- デジタル大辞泉
- 《San Giorgio》スイス南部、ルガノ湖の南にある小峰。標高1096メートル。魚類や海生爬虫類はちゅうるいなど、三畳紀中期の海洋生物の化石が多数出土…
しらいし‐いちろう〔‐イチラウ〕【白石一郎】
- デジタル大辞泉
- [1931~2004]小説家。朝鮮の生まれ。一文の父。博多で文筆活動に専念し、九州の海を舞台にした海洋歴史小説を執筆した。「海狼かいろう伝」で直木…
エム‐エス‐シー【MSC】[Marine Stewardship Council]
- デジタル大辞泉
- 《Marine Stewardship Council》自然環境や資源の保護に配慮して漁獲された天然水産物の認証を行う、国際的な民間非営利組織。1997年にWWFと食品・生…
コタキナバルのシグナルヒル【コタキナバルのシグナルヒル】
- 世界の観光地名がわかる事典
- マレーシアの東マレーシア(ボルネオ島マレーシア領)、サバ州の州都コタキナバル市街の北にある丘。◇英名は「Signal Hill」。コタキナバルで一番高…
pe・tro・lí・fe・ro, ra, [pe.tro.lí.fe.ro, -.ra]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 石油を含む[蔵する],石油を産出する.plataforma petrolífera|油井調査のための海洋プラットフォーム.pozo petrolífero|油…
sustainable seafood
- 英和 用語・用例辞典
- サステナブル・シーフード サスシー SS (水産資源や環境に配慮して生産された水産食品。天然の水産物に与えられる海洋管理協議会(本部イギリス)のMSC…
カリウム‐アルゴンほう〔‐ハフ〕【カリウムアルゴン法】
- デジタル大辞泉
- 放射年代測定の一。鉱物中に含まれるカリウムの放射性同位体と、その崩壊によって生成するアルゴンとの量比から、鉱物が生成した年代を算出する。大…
こう‐わ(カウ‥)【講話】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある題目について、集まった多くの人にわかりやすく説き聞かすこと。また、その話や文章。講説。[初出の実例]「僕は日本支那の歴史や別け…
不連続線 ふれんぞくせん line of discontinuity
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある気象要素の大気中での分布を考えたとき,一つの面を境にして,その気象要素の値や変化傾向が不連続になっている面を不連続面といい,それが地表…
バイオ‐たん【バイオ炭】
- デジタル大辞泉
- 生物資源に由来する炭化物。木炭や竹炭のほか、食品廃棄物などの有機物を炭化したものをさし、土壌改良に用いられる。また、炭素を土中に隔離するこ…
ユニオン‐とう〔‐タウ〕【ユニオン島】
- デジタル大辞泉
- 《Union Island》西インド諸島東部、セントビンセント及びグレナディーン諸島の島。グレナディーン諸島最南端に位置する。山がちで起伏に富む。周辺…
生物指標 せいぶつしひょう biological indicator
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大気汚染や水質汚濁の状態を自然界の生物相の変化あるいは生物の被害の状況から推測しようとする試み。清水中には清水域特有の生物が生息するが,汚…
接地気候 せっちきこう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地面から 2mくらいまでの気層(接地気層)にみられる気候。微気候ともいう。その範囲も 10m2くらいで狭く,微地形との関連が深い。垂直的な広がりが…
大英博物館 だいえいはくぶつかん British Museum, London
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 世界最大規模を誇るイギリス,ロンドンにある国立博物館。 1753年大英博物館法により設立。すでに国有になっていた R.コットン卿の写本類ならびに新…
ひょう‐む【氷霧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多数の細かい氷晶が大気中に浮かんでいる現象で、特に水平視程が一キロメートル以下の場合をいう。こおりぎり。《 季語・冬 》[初出の実…
阿賀沖油・ガス田 あがおきゆがすでん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 新潟市の中心から北東海上16キロメートル、阿賀野(あがの)川河口から10キロメートルの海底の油・ガス田。1971年(昭和46)に日本海洋石油資源開発と…
宮地伝三郎 みやじでんざぶろう (1901―1988)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物生態学者。広島県に生まれる。1925年(大正14)東京帝国大学理学部卒業。京都帝国大学理学部臨湖実験所、同瀬戸臨海実験所、同動物学教室に在職…
たんさん‐ガス【炭酸瓦斯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ガスは[オランダ語・英語] gas ) 二酸化炭素の慣用名。無色無臭の気体。冷却して固体としたものはドライアイスという。[初出の実例]「…
突入
- 小学館 和西辞典
- irrupción f., acometida f.軍の突入を阻止する|frenar la acometida del ejército突入する(押し入る) irrumpir ⸨en⸩, (突進する…
geńkyṓ2, げんきょう, 元凶[兇]
- 現代日葡辞典
- O grande [maior] culpado [causador].Taiki osen no ~|大気汚染の元凶∥~ da poluição atmosférica.[S/同]Chṓh…
ハギンズ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Sir William Huggins サー=ウィリアム━ ) イギリスの天文学者。恒星分光器を設計、主な輝星の分光写真観測を行ない、恒星の大気の化学組成の普遍性…
雲【くも】
- 百科事典マイペディア
- 微小な水滴または氷晶からなる雲粒(くもつぶ)が集まって大気中に浮かんで見えるもの。水滴の場合,普通半径10μm程度のものが1cm3に50〜500個浮かんで…
えん‐かい〔ヱン‐〕【遠海】
- デジタル大辞泉
- 陸地から遠く隔たっている海。⇔近海。[類語]海洋・海・大洋・大海・海原・領海・公海・大海原・青海原・内海うちうみ・内海ないかい・外海そとうみ・…
二重円筒ケーソン にじゅうえんとうケーソン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 水深 50m程度の沿岸域に設置して外海からの波浪の進入を制御し,静穏海域を造成して漁業,海水浴やヨットなどの海洋レジャーに利用するための浮体構…
下村脩
- 知恵蔵mini
- 生物学者。1928年、京都府生まれ。長崎医科大学附属薬学専門部(現・長崎大学薬学部)を卒業後、60年に名古屋大学理学部で博士号を取得。同年、米プリ…
漁業専管水域 (ぎょぎょうせんかんすいいき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 領海の外側に接する公海の一定水域であり,沿岸国が漁業資源の保存と管理に関して排他的な管轄権を行使できる水域。漁業水域ともいう。1982年に採択…
航海暦 こうかいれき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 航海者が天文航法によって船舶の位置を決定するのに必要な天体の位置を記した暦書。航空機用のものは航空暦という。航海者は、動いている船上でその…
なん‐すい【軟水】
- デジタル大辞泉
- カルシウムやマグネシウムなどの塩類の含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水。[類語]真水・淡水・海水・…
maritime /maritim マリティム/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形]➊ 海に近い,海辺の.ville maritime|臨海都市port maritime|(河川港に対する)海港gare maritime|港湾駅climat maritime|海洋性気候.➋ 海…
だつ‐プラ【脱プラ】
- デジタル大辞泉
- 《「プラ」は「プラスチック」の略》プラスチック製品の使用をやめること。[補説]特に、プラスチックごみによる海洋汚染の深刻化を食い止めるため、…
マスター・アンド・コマンダー
- デジタル大辞泉プラス
- 2003年製作のアメリカ映画。原題《Master and Commander: The Far Side of the World》。パトリック・オブライエンの海洋冒険小説の映画化。監督:ピ…
グロティウス Hugo Grotius
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1583~1645オランダの法学者,外交官。ライデン大学に学び外交官となったが,宗教上の紛争に巻き込まれてフランス,スウェーデンに亡命。主著『戦争…
七つの海 ななつのうみ the Seven Oceans
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南・北太平洋、南・北大西洋、インド洋、南極海(南大洋(なんたいよう))、北極海の七大洋をいう。また転じて全海洋をさすことばでもある。海の地理…
異常伝搬 (いじょうでんぱん) abnormal propagation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 波動の伝搬が異常な現象をいうが,ここでは音について解説する。音は音源から遠く離れるに従って,その強さが衰えついに聞こえなくなってしまうのが…