「屋」の検索結果

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じゃのめ‐ずし【蛇目鮓】

精選版 日本国語大辞典
江戸時代、江戸東両国常盤町(東京都墨田区両国一丁目)のすし屋の屋号。また、そこでつくったすし。江戸の名物の一つで、日本橋魚河岸にも、その屋…

しってん‐ばっとう(‥バッタウ)【七転八倒・七顛八倒】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =しちてんばっとう(七転八倒)〔饅頭屋本節用集(室町末)〕[初出の実例]「うんと計に虚空を掴み、七転八倒(シッテンバットウ)目を見出…

おい‐かた(おひ‥)【負方】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 借金。借財。また、借財の相手、借金の抵当。[初出の実例]「負方(オイカタ)の中でむつかしういはんものは、両替屋のこまかい手代共より外…

おうぎ‐ちょう(あふぎテフ)【扇蝶】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 紋所の名。扇で蝶をかたどった模様。[初出の実例]「扇蝶(アフギテフ)に美代と紅にて書きたる団扇(うちは)を持ち」(出典:歌舞伎・八幡祭…

よし‐ず【葦簀・葭簀】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 葦を編んで作った簀。よしすだれ。《 季語・夏 》[初出の実例]「植木屋の下葉は萩の咲にけり〈西鶴〉 葭簀何枚風の吹しく〈昌本〉」(出典…

はな‐ぐもり【花曇】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 桜の咲く四月頃の曇の天気をいう。《 季語・春 》 〔知連抄(1374頃)〕[初出の実例]「花曇なれ春の夜の、月は雲井に帰るべし」(出典:車…

てまえ‐じまい(てまへじまひ)【手前仕舞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 遊女が、揚屋へ行かないで、遊女屋で客をとること。[初出の実例]「手前仕舞(マエジマイ)を勝手に轡(くつわ)が元にて客をする事」(出典:…

ほこり‐まみれ【埃塗】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ほこりまぶれ(埃塗)[初出の実例]「旅宿牡丹屋へ、塵埃塗(ホコリマミ)れの靴を脱いだ一人の旅客がある」(出典:社会観察万年…

いき‐つけ【行付】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 いきつけていること。行きなれていること。また、その場所。ゆきつけ。[初出の実例]「浜口巴屋といへるは、兼ていきつけの茶屋なれば」(…

げん‐じるし・い【験著】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞口語形活用 〙 =げんじらしい(験著)[初出の実例]「ちっと病気の時なぞは、高麗屋の似顔絵を見ますと、験著(ケンジルシ)く癪がさがります…

【黛緑】たいりよく

普及版 字通
まゆずみのいろ。唐・韓〔李愿の盤谷に帰るを送る序〕白の、屋を列ねて居し、を妬みて恃し、を爭ひてを取る。字通「黛」の項目を見る。

小山町おやままち

日本歴史地名大系
福岡県:福岡市博多区博多・博多津呉服町流小山町[現]博多区上呉服町(かみごふくまち)・御供所町(ごくしよまち)・店屋町(てんやまち)・冷泉…

中野之町なかののちよう

日本歴史地名大系
京都市:下京区修徳学区中野之町下京区松原通新町東入東西に通る松原(まつばら)通(旧五条大路)を挟む両側町。町の西側は新町(しんまち)通(旧…

丸山【まるやま】

百科事典マイペディア
長崎市街東部の一地区。1642年遊廓となり,京都島原,江戸新吉原(吉原)と並び称された。延宝年間轡(くつわ)(遊女屋)103軒,遊女766人,うち太夫1…

志太野坡 (しだ-やば)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1662-1740 江戸時代前期-中期の俳人。寛文2年生まれ。江戸の越後屋両替店につとめる。松尾芭蕉(ばしょう)にまなび,元禄(げんろく)7年(1694)小泉孤…

吉村 ゆう ヨシムラ ユウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成
職業小唄演奏者 吉村派初代家元 本名前山 さと 生年月日慶応3年 出生地東京・日本橋 経歴白木屋の屋号を持つ筆屋の娘。初め日本橋の花柳界から小か…

そねざきしんじゅう(‥シンヂュウ)【曾根崎心中】

精選版 日本国語大辞典
浄瑠璃。世話物。一段(三場)。近松門左衛門作。元祿一六年(一七〇三)五月大坂竹本座初演。同年四月、曾根崎天神の森で起こった心中事件を脚色し…

そう‐おく(サウヲク)【草屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 草ぶきの粗末な家。質素な家。わらや。また、自分の家を卑下してもいう。陋屋(ろうおく)。[初出の実例]「先例僅造二草屋一之処、於二本宅…

ナカウタなかうた

日本歴史地名大系
北海道:後志支庁寿都町ナカウタ漢字表記地名「中歌」のもととなった地名。「西蝦夷地場所地名等控」や「東海参譚」にナカウタとある。スッツ領持場…

今からあなたを脅迫します

デジタル大辞泉プラス
①藤石波矢の小説、またそのシリーズ。第1作は2016年刊行。シリーズはほかに「今からあなたを脅迫します 透明な殺人者」(2017年)など。「脅迫屋」シ…

もや【母屋】 の 大饗((だいきょう))

精選版 日本国語大辞典
( 母屋で行なわれたところから ) 中古、毎年正月に行なった大臣の大饗。⇔庇(ひさし)の大饗。[初出の実例]「もやのたいきゃうの御装束同じことなり」(…

千葉家住宅

デジタル大辞泉プラス
岩手県遠野市にある住宅。江戸時代末期に建てられたとされる。主屋、土蔵、石蔵などが国の重要文化財に指定されている。「南部曲り家 千葉家」とも。

濱口家住宅

デジタル大辞泉プラス
和歌山県有田郡広川町にある住宅。濱口家は江戸時代に銚子で醤油問屋を営んでいた豪商。主屋など9棟が国の重要文化財に指定されている。

ちょっき

デジタル大辞泉プラス
沖縄県石垣市、ちょっき屋の菓子。中にフルーツなどの餡が入った焼き菓子。名称は八重山地方で「おやつ」を意味する方言。「茶うけ」がなまったもの…

うめちゃ‐づくり【埋め茶造(り)】

デジタル大辞泉
埋め茶女郎を置いた遊女屋の店の造り。散茶女郎の店を改造して大格子おおごうしの内側を局つぼね座敷に仕立て、狭い庭をつけたもの。

ちよのまつのい【千代の松乃井】

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
福島の日本酒。蔵元の「松島屋商店/千代の松乃井醸造本舗」は明治5年(1872)創業。現在は廃業。蔵は南会津郡下郷町大字栄富字上ハ平己にあった。

こくしょう‐じ〔コクシヤウ‐〕【国清寺】

デジタル大辞泉
静岡県伊豆の国市にある臨済宗円覚寺派の寺。山号は天長山。初め奈古屋寺と称し律宗。14世紀中ごろ、上杉憲顕が無礙妙謙を開山として臨済宗に改める。

竹田皇子 たけだのおうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
敏達天皇皇子。母は皇后豊御食炊屋姫 (のちの推古天皇) 。用明2 (587) 年,蘇我馬子が政敵物部守屋を滅ぼしたとき,厩戸皇子 (→聖徳太子 ) らととも…

安愚楽鍋 あぐらなべ

旺文社日本史事典 三訂版
明治初期,仮名垣魯文 (かながきろぶん) の滑稽本1871〜72年刊。3編5冊。文明開化の風俗を当時流行の牛鍋屋に集まる人たちの浮世談義を通して,風…

やどや‐いり【宿屋入】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 遊女が客に招かれて、遊女屋から揚屋に行くこと。揚屋入り。[初出の実例]「宿(ヤド)や入の飛足座敷つきのぬき足」(出典:浮世草子・好色…

ふゆ‐な【冬菜】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ミズナ、コマツナ、トウナなど、野菜の少ない冬に出回る菜の類。《 季語・冬 》[初出の実例]「雪の冬菜男鍬ついて立りける〈杉風〉」(出…

であい‐やど(であひ‥)【出合宿】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 男女が密会に使う家。出合屋。[初出の実例]「草のまくらに今朝のむだ夢〈一鉄〉 ばかばかと一樹の陰の出合宿〈雪柴〉」(出典:俳諧・談林…

ひょう‐ちょ【氷&JISED81;】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ひょうちゅう(氷柱)[初出の実例]「氷筯のごとしかんてんのかんは寒いとよむ」(出典:俳諧・常盤屋の句合(1680)二三番)[その他の文…

ひ‐ごや【火小屋・日小家】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 別火を用いたところからいう ) 女性が月経のときに籠る小屋。他屋(たや)。[初出の実例]「田舎娘・外まで屎日小家出る」(出典:雑俳・た…

たんごどの‐まえ(‥まへ)【丹後殿前】

精選版 日本国語大辞典
( 堀丹後守の邸の前の意 ) 現在の東京都千代田区神田司町二丁目付近に当たる。江戸初期ここに風呂屋(丹前風呂)があり、湯女(ゆな)をおいた。丹前。

さしかけ‐やね【差掛屋根】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 母屋(おもや)から長くつき出して、その下が利用できるようにした庇(ひさし)。[初出の実例]「さしかけ屋ねの板屋に雨あられのいたく当るを…

こうだん‐ぼん(カウダン‥)【講談本】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 講談の物語を本にまとめたもの。立川文庫などの類。講釈本。[初出の実例]「貸本屋から貸りた古けた講談本を読んだ」(出典:桑の実(1913…

じき‐わ(ヂキ‥)【直話】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 直接にする話。また、直接聞く話。[初出の実例]「哲学者の直話(ヂキワ)の摸様聞きたしとて群る輩は」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍…

いっぱい【一杯】=食((く))う[=食((く))らう]

精選版 日本国語大辞典
相手のたくらみにひっかかる。うまくだまされる。[初出の実例]「なさけとおもへば旅籠屋の春〈西吟〉 だまされて一はいくふた鮒鱠〈西鶴〉」(出典:…

くばり‐なっとう【配納豆】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 年末または年始に、寺から檀家へ配る自製の納豆。[初出の実例]「切蜣(うじ)の喰倒したる植たばこ〈野坡〉 くばり納豆を仕込広庭〈孤屋〉…

けいこ‐ぎ【稽古着】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 柔道、剣道などの武道を練習する時に着るじょうぶにつくった衣服。[初出の実例]「稽古着(ケイコギ)の儘で姉の室へ往ッて」(出典:初恋(1…

しきのやまんば【四季の山姥】

デジタル大辞泉
長唄。11世杵屋六左衛門作曲。作詞は毛利家奥女中といわれる。文久2年(1862)初演。山姥が若いころの遊女時代の思い出を、四季の山巡りになぞらえて…

七賢(しちけん)

デジタル大辞泉プラス
山梨県、山梨銘醸株式会社の製造する日本酒。純米大吟醸酒「大中屋(おおなかや)」「絹の味」などがある。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

十寸見河東(5代) (ますみ-かとう)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-1776 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。河東節5代家元。江戸本郷の薪屋平四郎。3代河東の弟子。安永5年3月13日死去。前名は沙洲。号は東雲…

印籠弁当

デジタル大辞泉プラス
お弁当の万年屋(茨城県東茨城郡大洗町)が販売する弁当。水戸黄門にちなみ、印籠を模した重箱に入っている。JR東日本、水戸駅(水戸市)などで購入…

こうやくねり〔カウヤクねり〕【膏薬煉】

デジタル大辞泉
狂言。各流。鎌倉と上方の膏薬練り(薬屋)が膏薬の効能比べをするが、勝負がつかず、双方の鼻の頭に薬をつけて吸い比べをして上方が勝つ。

母屋 おもや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
主屋,本家とも書く。通常,付属の家屋に対して,中心となる居住用の建物をいう。また寝殿造ではひさし,縁などを除いた建物本体の部分をいい,もや…

おお‐びょうし(おほビャウシ)【大拍子】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① ( 形動 ) 物事がきわめて快調に進んで行くさま。[初出の実例]「大拍子(オホビャウシ)なる家業の、材木屋なれ共」(出典:浮世草子・日本…

さんぜ【三世】 の 奇縁((きえん))

精選版 日本国語大辞典
=さんぜ(三世)の縁〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「これ又三世の奇縁の始め。今より後は、主従ぞと契約かたくつかまつり」(出典:車屋本…

ごうがい‐うり(ガウグヮイ‥)【号外売】

精選版 日本国語大辞典
号外売〈風俗画報〉〘 名詞 〙 新聞の号外を売ること。また、その人。号外屋。[初出の実例]「号外売といふもの猶ありや」(出典:仏国風俗問答(1901…

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