み‐みょうと(‥めうと)【三夫婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 親・子・孫の三夫婦が完全にそろっていること。きわめてめでたいこととされている。[初出の実例]「爰に京の北山の里、かくれもなき三夫婦…
み‐めぐり【三廻・三囲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三回めぐること。三回まわること。[初出の実例]「庭火を三めくりばかり、はしりめぐらん」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)五)② 七日間の…
みつ‐あみ【三編】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三本のひもや、三つの束に分けた髪を互いちがいに組んで編むこと。また、その編み方。三つ打ち。[初出の実例]「髪の毛を〈略〉三つ編みに…
みつ‐うろこがた【三鱗形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紋所の名。二つの三角形を並べ、さらにその上に同形の三角形を一つのせて、全体としてもまた三角形となるようにした図柄のもの。みつうろ…
みつ‐が‐ひとつ【三一】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つのうちの一つ。また、三分の一。さんがいち。[初出の実例]「みつかひとつかにても、あらむかし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)三…
みつ‐きっこう(‥キッカフ)【三亀甲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「みつぎっこう」とも ) 紋所の名。亀甲を三つ配して図案化したもの。[初出の実例]「袖の継合せに三つ亀甲(ギッカフ)の紋附きし黒羽二…
みつ‐づれ【三連】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鳥などが三羽連れ立っていること。[初出の実例]「あの三(ミツ)つれでまゐる中にもすすむだ鳥を射させられ」(出典:雲形本狂言・八幡の前…
みつ‐ば【三葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 葉が三枚あること。また、そのもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕② セリ科の多年草。各地の山野に生え、また、野菜として畑で栽培され、葉・…
みつ‐びょうし(‥ビャウシ)【三拍子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 能楽の足拍子の一つ。左右の足で三つ踏むもの。さんびょうし。[初出の実例]「一拍子〈略〉━二拍子(ふたつひゃうしタンタ) 三拍子(みつひ…
みつ‐もん【三紋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 背と両袖の後ろとに一つずつつけてある紋。また、その紋のついた着物。[初出の実例]「通人、みつもんの羽おりを着て」(出典:咄本・鼠の…
みとせ‐ご【三歳児】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年齢が三歳(さんさい)の子。みつご。[初出の実例]「今様のみとせご、ちごの祈りし」(出典:枕草子(10C終)二五九)
みかづき 三日月
- 小学館 和伊中辞典 2版
- luna(女) falcata [spi̱cchio(男) di luna] crescente ◇三日月形の 三日月形の みかつきがたの a forma di falce, falcato⇒月【図版】
三十
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- dreißig.~番目の|dreißigst.~分|halbe Stunde [女], dreißig Minuten [複]~分の1|Dreißigstel [中]
さんしんとう 三親等
- 小学館 和伊中辞典 2版
- parentela(女) di terzo grado ¶私たちは三親等の間柄だ.|Siamo parenti di terzo grado.
三蹟 さんせき
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安中期を代表する3人の能書家,小野道風 (とうふう) ・藤原佐理 (さり) ・藤原行成 (こうぜい) をいう10世紀から11世紀初めの人。平安初期の雄渾…
三都 さんと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代の三大都市,江戸・大坂・京都をいう。いずれも幕府の直轄都市だった。
三奉行 さんぶぎょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,寺社奉行・町奉行・勘定奉行の総称宗教行政・江戸市政・幕府財政のそれぞれの担当者として重んじられた。評定所(江戸幕府最高裁判機関)…
三司 さんし
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国,五代・宋の中央財政機関塩鉄(専売)・度支(支出)・戸部(収入)の総称で,長官は泀使。
三年生 さんねんせい
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- 娘は小学校三年生だ|Minha filha é aluna da terceira série do ensino fundamental.
十三 じゅうさん
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- treze十三番目の|décimo terceiro
三角形【さんかくけい】
- 百科事典マイペディア
- 同一直線上にない3点(頂点)と,それらを二つずつ結んでできる線分(辺)からなる図形。3辺(3内角)が等しい正三角形,2辺(2内角)が等しい…
三陟【さんちょく】
- 百科事典マイペディア
- 韓国,江原道南東部の日本海岸にある工業都市。嶺東,東海両高速道路の開通(1975年―1979年)でソウル市からの一日経済圏に入った。付近には埋蔵量3.…
三奉行【さんぶぎょう】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代の寺社奉行・町奉行・勘定奉行の三職の総称。→関連項目公事方御定書
じゅう‐さん〔ヂユウ‐〕【重三】
- デジタル大辞泉
- 双六すごろくで、二つの賽さいの目がともに三と出ること。朱三。ちょうさん。
さん‐あく【三悪】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの悪。また、三人の悪者。「三悪追放運動」2 《連声れんじょうで「さんまく」「さんなく」とも》「三悪趣」「三悪道」の略。
さん‐い〔‐ヰ〕【三位】
- デジタル大辞泉
- ⇒さんみ(三位)
さん‐い〔‐ヰ〕【三畏】
- デジタル大辞泉
- 《「論語」季氏の「孔子曰く、君子に三畏あり」から》君子がおそれつつしむべき三つのこと。すなわち、天命、大人たいじん(人格の高い人)、聖人の…
さん‐いん〔‐ヰン〕【三院】
- デジタル大辞泉
- 平安時代の大学別曹である勧学院・学館院・奨学院。明治4年(1871)の官制改革で設置された正院・左院・右院。
さん‐えき【三易】
- デジタル大辞泉
- 中国、夏か・殷いん・周3代の易。夏の連山、殷の帰蔵、周の周易。周易のみ今日に伝わる。
さん‐かい〔‐クワイ〕【三×槐】
- デジタル大辞泉
- 《中国の周代、外庭に3本の槐えんじゅを植え、三公の座席をそれに向けて設けた故事から》三公の異称。
さんかっ‐けい〔サンカク‐〕【三角形】
- デジタル大辞泉
- ⇒さんかくけい
さん‐かん〔‐クワン〕【三冠】
- デジタル大辞泉
- 三つの栄冠。同一分野の三つの部門で最高位を手に入れることにいう。
さん‐かん〔‐クワン〕【三×澣/三×浣】
- デジタル大辞泉
- 《中国の漢・唐代、官吏が毎月の10日・20日・30日に沐浴の休暇をもらったところから》1か月を10日間ずつ三つに分けた上澣・中澣・下澣の称。上旬・中…
さん‐かんれい〔‐クワンレイ〕【三管▽領】
- デジタル大辞泉
- 室町幕府の管領職を世襲した、斯波しば・細川・畠山はたけやまの三家。三管。三職。さんかんりょう。
さん‐きえ【三帰依】
- デジタル大辞泉
- ⇒三帰さんき
さん‐こ【三戸】
- デジタル大辞泉
- 1 非常に少ない戸数。小国のたとえ。「楚は―の小国なれども」〈太平記・三七〉2 感覚をつかさどる三つの戸口、すなわち目・耳・口のこと。「―ヲヒ…
さん‐さい【三災】
- デジタル大辞泉
- 仏語。3種の災厄。住劫じゅうこうの減劫に起こる刀兵災・疾疫災・飢饉ききん災の小三災と、壊劫えこうの終わりに起こる火災・水災・風災の大三災。
さん‐ざんまい【三三昧】
- デジタル大辞泉
- 「三解脱門さんげだつもん」に同じ。
さん‐し【三史】
- デジタル大辞泉
- 中国古代の三つの史書。史記・漢書かんじょ・後漢書をいう。後漢書の代わりに東観漢記を当てることもある。
さん‐しゅうき〔‐シウキ〕【三周忌】
- デジタル大辞泉
- 「三回忌」に同じ。
さんしょう〔サンセウ〕【三笑】
- デジタル大辞泉
- ⇒虎渓三笑こけいさんしょう
さん‐しん【三針】
- デジタル大辞泉
- 時計の長針・短針・秒針。
さん‐しん【三▽線】
- デジタル大辞泉
- 沖縄県および奄美あまみ群島で用いる弦楽器。三味線を小ぶりにした形で、両面に蛇皮を張った木製の胴に棹さおをつける。ふつう3本の絹糸の弦をわたし…
さん‐ずん【三寸】
- デジタル大辞泉
- 1 1寸の3倍。かね尺で約9.1センチ。鯨尺で約11.4センチ。2 3寸くらいのもの。また、短いもの、薄いものなどのたとえ。「舌先三寸」「胸三寸」3 《…
しょ‐さん【初三】
- デジタル大辞泉
- 月の初めの第3日目。また、月の初めの3日間。
さん‐たい【三台】
- デジタル大辞泉
- 1 「三台星」の略。2 《1になぞらえて》太政大臣・左大臣・右大臣の称。三公。「仏神三宝をも敬はず、―五門の所領をも渡さず」〈太平記・二三〉
さん‐たいしゅ【三太守】
- デジタル大辞泉
- 上総かずさ・常陸ひたち・上野こうずけの国守くにのかみの称。この3国は特に親王が国守に任じられ、これを太守といった。→三介さんすけ
さん‐たん【三端】
- デジタル大辞泉
- 《「韓詩外伝」七から》君子の避けるべき三つのこと。文士の筆端、武士の鋒端、弁士の舌端。
さん‐ど【三度】
- デジタル大辞泉
- [名]1 3回。みたび。「三度の飯」2 「三度飛脚」の略。3 「三度笠」の略。[接尾]名詞に付いて意味を強める。「途中―で出逢うても」〈伎・太鼓…
さん‐ない【三内】
- デジタル大辞泉
- 悉曇しったん学で、子音をその調音位置によって三つに分類したもの。喉内・舌内・唇内の称。