「蟻鼻銭」の検索結果

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みん‐せん【▽明銭】

デジタル大辞泉
中国、明代に鋳造された銭貨。室町時代、日本に大量に輸入され流通したが、江戸初期に幕府の寛永通宝発行により使用が禁止された。洪武銭・永楽銭・…

鐚銭【びたせん】

百科事典マイペディア
→悪銭

段銭 (たんせん)

改訂新版 世界大百科事典
中世の臨時公事。後に恒常化する。即位,譲位,大嘗会などの朝廷公事,伊勢神宮や興福寺などの大寺社修造,将軍・幕府関係など諸種の国家的行事の費…

関銭 (せきせん)

改訂新版 世界大百科事典
関所を通過する人馬や貨物などに対して徴収した税。関所の通行料としての関銭という言葉は通行料徴収を目的とした関所が多く設置されてくる鎌倉後期…

銭杜 (せんと) Qián Dù 生没年:1764-1845

改訂新版 世界大百科事典
中国,清代後期の画家,生没年は1763-1844年とする説がある。幼名は楡。字は叔美。号は松壺,壺公,卍居士(まんじこじ)。銭塘(せんとう)(浙江省…

飛銭 (ひせん) fēi qián

改訂新版 世界大百科事典
中国,唐の憲宗時代に生まれ唐代後半期に行われた為替手形。便換ともいう。当時は貨幣経済が発達し長距離の交易が盛んになったが,遠隔地への銅銭の…

地口銭 (じぐちせん)

改訂新版 世界大百科事典
京都・奈良などの都市で,土地の間口の大きさに応じて賦課された臨時課税。原則としてその土地に居住する者が負担する。奈良では間別(まべち)銭と…

祠堂銭 (しどうせん)

改訂新版 世界大百科事典
中世とくに室町時代に,主として禅宗寺院が行った金融貸付けの銭。祠堂というのは,禅宗寺院に特有の堂で,死者の位牌を安置し,その冥福を祈ること…

ぶせん【夫銭】

改訂新版 世界大百科事典

祠堂銭 しどうせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
おもに禅宗寺院で,死者の冥福を祈るため,祠堂へ供養料,修理料として信者が寄進した銭貨などの財物。中世には貸付銭として運用され,寺社金融の中…

なんきんせん【南京銭】

改訂新版 世界大百科事典

つうこう‐せん〔ツウカウ‐〕【通行銭】

デジタル大辞泉
特定の橋・道路・運河などの通行者から徴収する料金。通行料。

富本銭【ふほんせん】

百科事典マイペディア
683年に鋳造された〈富本〉の銘を持つ銅銭。円形で,中央には一辺約6mmの正方形の穴が開いた,円形方孔の形式である。唐の開元通宝を模したものと推…

ごうりきせん【合力銭】

改訂新版 世界大百科事典

きょうせん【京銭】

改訂新版 世界大百科事典

かんえいせん【寛永銭】

改訂新版 世界大百科事典

かわしせに【替銭】

改訂新版 世界大百科事典

矢銭 (やせん)

改訂新版 世界大百科事典
戦国時代,武将によって課せられた軍用金をいう。すでに軍用米・金としては兵粮料(ひようろうりよう)があったが,これは恒常化する傾向にあり,そ…

kozúkáí-séń, こづかいせん, 小遣い銭

現代日葡辞典
O dinheiro “para cigarros/os alfinetes” (Id.).~ ni mo komatte iru|小遣い銭にも困っている∥Não tenho dinheiro, nem sequer para os me…

zení-gámé, ぜにがめ, 銭亀

現代日葡辞典
(<…+káme) 【Zool.】 O cágado.

だ‐せん【攤銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「攤」は、博打(ばくち)の意 ) 賭博(とばく)の一種。器中にいれた銭を適宜に取り出し、四枚ずつ一組として分け、残りの奇数が一、ある…

ぜに【銭】 する

精選版 日本国語大辞典
勘定をもらう。代金をもらう。銭を受け取る。[初出の実例]「是々ねいらぬさきに銭しませふ是旦那衆はて手のわるい狸ねいり」(出典:浄瑠璃・吉野都女…

ぜに‐あおい(‥あふひ)【銭葵】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 アオイ科の越年草。ヨーロッパ原産で、日本には元祿(一六八八‐一七〇四)以前に渡来し、観賞用に栽培される。茎は直立して高さ一メート…

ぜに‐かます【銭叺】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「ぜにがます」とも ) 銭を入れるのに用いるわらむしろの袋。[初出の実例]「はつ雪やちりふの市の銭叺」(出典:俳諧・七番日記‐文化一…

ぜに‐ござ【銭茣蓙】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 反故紙をよって一畳大または半畳大の大きさの筵(むしろ)に編んだもの。両替屋や銭を多く取り扱う店で、銭箱を開き銭差(ぜにさし)に差すと…

ぜに‐しょうぶ【銭勝負】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 金銭をかけた勝負事。また、勝負に金をかけること。[初出の実例]「諸院諸坊博弈事、度々制誡之処、今般称二鬮振憑支一、種々銭勝負以下珍…

ぜに‐そうば(‥サウば)【銭相場】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 江戸時代、銭貨と金・銀貨との交換割合。幕府は慶長一四年(一六〇九)金・銭の比価を一両=四貫文と公定したが、その後貨幣の改鋳や経済…

ぜに‐づつ【銭筒】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 銭を入れる筒。ふつうは竹筒に穴をあけて、日掛けの貯金などをするのに用いる。[初出の実例]「酒を少し買へばやがて銭筒が尽て一銭もない…

ぜに‐とり【銭取】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① わずかな金銭をもうける程度の仕事。また、小銭をかせぐ人。[初出の実例]「伊勢粔籹(おこし)木野下の味よしとて、銭(ゼニ)取り一人あり…

ぜに‐なし【銭無】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 銭を持たないこと。また、その人。もんなし。[初出の実例]「可愛さはよし銭なしの茶屋狂」(出典:雑俳・表若葉(1732))「とごでも威光が…

ぜに‐なわ(‥なは)【銭縄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ぜにさし(銭差)〔和玉篇(15C後)〕[初出の実例]「脇差をぬき、百つなぎたる銭縄(ゼニナハ)の口にあててゐけり」(出典:咄本・醒…

ぜに‐ばす【銭蓮】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 新茎からはじめて出る小さい浮き葉を出した頃のハスをいう。〔俳諧・俳諧筆真実(1787)〕

ぜに‐ぶくろ【銭袋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 革、麻、木綿製の銭を入れる袋。木綿製はさや形模様で麻糸の上刺(うわざし)がしてある。[初出の実例]「右嚢の渋と云わ、銭ぶくろのつがり…

ぜに‐もち【銭持】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 銭を持ちあるくこと。また、その人。[初出の実例]「銭持の人、手を摺て強(あながち)に乞ひ請て、此の持たる銭五千両を以て亀五を買取て…

せいびょう‐せん(セイベウ‥)【青苗銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 中国、唐の代宗の時、国庫不足を補うため、まだ稲の青い時に田畑の面積を基準にして課した税金。〔新唐書‐食貨志〕② 中国、北宋で、青苗…

せん‐そう(‥サウ)【銭瘡】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ⇒ぜにがさ(銭瘡)

しょう‐せん(シャウ‥)【省銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =くろくぜに(九六銭)

じょう‐せん【剰銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 残った金銭。余ったかね。また、つり銭。つり。〔陸游‐喜小児病愈詩〕

じゅ‐せん【鋳銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「しゅせん」とも )① 貨幣を鋳造(ちゅうぞう)すること。銭を鋳(い)ること。ちゅうせん。② 「じゅせんし(鋳銭司)」の略。

しん‐せん【新銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 新たに鋳造・発行した貨幣。[初出の実例]「其新銭文曰二万年通宝一。以レ一当二旧銭之十一。銀銭文曰二大平元宝一。以レ一当二新銭之十…

しろめ‐せん【白鑞銭・白目銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 江戸時代、元文四年(一七三九)江戸深川平野新田(東京都江東区深川一丁目)の鋳銭座で鋳造された寛永通宝一文銭。白鑞が混入されている…

しどう‐せん(シダウ‥)【祠堂銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =しどうきん(祠堂金)[初出の実例]「祠堂銭とは、禅家に為師匠仏事置足借与諸人、以其本利可行法事料之事也」(出典:建内記‐嘉吉元年(…

しに‐ぜに【死銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =しにがね(死金)〔東京語辞典(1917)〕

しばい‐せん(しばゐ‥)【芝居銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 芝居を見物するために払う入場料。[初出の実例]「こんがう大ゆふくゎんじんのふに、しばひせん三十文づつとりければ」(出典:咄本・昨日…

じ‐ぜに(ヂ‥)【地銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 平安朝末期から日本に移入された中国銭や朝鮮銭などを模して、わが国で鋳造した銭貨のこと。これらの模造銭も移入された本来のものと混じ…

なか‐せん【中銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 興行物で、入場料・下足料のほかに、敷物代など、場内で見物人からとる金銭。[初出の実例]「木戸銭の外に中銭と云て、木戸内にて募レ之」…

とし‐せん【年銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 厄年(やくどし)の人が正月や節分に、厄落としのまじないとして、四つ辻などに自分の年齢の数だけ金銭を投げ捨てる習俗。また、その金銭。…

マチン【馬銭・番木鼈】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 中国語から )① フジウツギ科の常緑小高木。熱帯アジア・オーストラリア北部原産。高さ約五メートル。葉は卵円形で対生し、革質で長さ一…

ほう‐せん(ハウ‥)【方銭・方泉】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 昔、朝服などに用いた革帯の飾りの具。〔色葉字類抄(1177‐81)〕② 方形の銭。仙台通宝のこと。[初出の実例]「仙台にて濫悪の方銭を鋳出…

ひ‐せん【飛銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 中国、唐・宋時代に、商品経済の発展に伴い、銅銭が重くて輸送に困難なため発行された一種の為替手形。[初出の実例]「諸国の進奏院に銭を…

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