あたしのなかの【あたしの中の…】
- デジタル大辞泉
- 新井素子によるSF小説。著者のデビュー作。昭和53年(1978)、第1回奇想天外SF新人賞の佳作に入選。昭和56年(1981)刊。
くずのね‐の【葛根の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 葛の根が長く遠くまでのびているところから、「遠長し」にかかる。[初出の実例]「はふ葛の いや遠長く〈一云、田葛根乃(くずのねノ)いや遠長に〉 …
なんの【何の】 いの
- 精選版 日本国語大辞典
- =なんの(何━)いな[初出の実例]「君ゆへの恥はなんのいの」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)六)
なんの【何の】 何((なん))の
- 精選版 日本国語大辞典
- 「なんの(何━)[ 二 ]」を強めていう語。[初出の実例]「斯う御均当になさるるに、なんのなんの云ひ分がござりませう」(出典:歌舞伎・三千世界商往…
のか‐のか
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) のさばり歩くさまを表わす語。のさのさ。[初出の実例]「ずきなしの此盆へのかのかと乗り込むからは」(出典…
す【酢】 の=蒟蒻((こんにゃく))[=粉((こ))]の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「四の五の」を言いかえた語か ) なんのかのと。あれやこれや。[初出の実例]「膳の上で酢の菎蒻のと小言いふ児とて親がしかりぬる哉」(出典:狂歌…
つのくに‐の【津国の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 「摂津の国の」の意で、その地の地名や物と同音・類音の語句にかかる。この場合、縁語・懸詞などの技巧が多いので、地名としての「津の国」の意も…
しのごの 四の五の
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶四の五の言わずに|senza 「far tante sto̱rie [lagnarsi]
のがれのまち【のがれの町】
- 改訂新版 世界大百科事典
しのごの【四の五の】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 四の五の言わずについてこいJust shut up and follow me.四の五の文句を言ったら,け飛ばしてやれIf he grumbles about this and that, give him a k…
たきぎ‐の‐ぎょうどう〔‐ギヤウダウ〕【薪の行道】
- デジタル大辞泉
- 法華八講の第3日に、行基作といわれる「法華経をわが得しことは薪こり菜つみ水汲くみ仕へてぞ得し」の歌を唱えながら、薪を背負い、水桶をになった者…
しゃしん【捨身】 の 行((ぎょう))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 仏語。身命を捨てて仏道を求める修行。[初出の実例]「捨身の行になじかは御身ををしませ給ふべき」(出典:平家物語(13C前)灌頂)② わが身を傷…
輪廻 りんね metempsychosis; saṃsāra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 霊魂が,人間,動物あるいは場合によっては植物などと,1つもしくはそれ以上の存在に次々に生れ代っていくとする思想,信仰。普通アジアの宗教や哲学…
なべぶた【鍋蓋】 の のの字((じ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ひらがなの「の」の字のこと。「乃」を「杖つきの乃(の)の字」というのに対していう。
金子 光晴 カネコ ミツハル
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の詩人 生年明治28(1895)年12月25日 没年昭和50(1975)年6月30日 出生地愛知県海東郡越治村(現・津島市下切町) 本名森 保和(モリ ヤス…
新行動主義【しんこうどうしゅぎ】
- 百科事典マイペディア
- J.B.ワトソンの行動主義の影響・批判のもとに,1930年以後盛んになった心理学の一潮流。米国のE.C.トールマン〔1886-1959〕,C.L.ハル〔1884-1952〕…
ののこめし【ののこ飯】
- 日本の郷土料理がわかる辞典
- 鳥取県弓ヶ浜地方の郷土料理で、洗い米と、細かく切ったにんじん、しいたけ、ごぼうなどを混ぜ合わせ、三角形の油揚げのなかに詰め、しょうゆ・砂糖…
のんのん
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =のの② ともしび、あかり、灯明、また、それらが明るく燃えることをいう、幼児語。
ふじのね‐の【富士嶺の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 当時富士山が常に噴煙をあげていたところから、「燃ゆ」にかかる。[初出の実例]「君といへば見まれ見ずまれふじのねのめづらしげなく燃ゆる我恋…
あしのね‐の【葦根の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 「ね」の音のくりかえしから、「ねもころ」にかかる。[初出の実例]「葦根之(あしのねの)ねもころおもひて結びてし玉の緒といはば人解(と)かめや…
酢すの蒟蒻こんにゃくの
- デジタル大辞泉
- あれやこれやと文句をつけること。なんのかの。酢だの蒟蒻だの。「柄に無い政事上の取沙汰、―とやり出したので」〈藤村・破戒〉
まつのは‐の【松の葉の】
- デジタル大辞泉
- [枕]松の葉が常緑であるところから、「いつとも分かぬ」「散りうせず」「久し」などにかかる。「―いつとも分かぬ恋もするかな」〈古今・恋一〉
とがのき‐の【×栂の木の】
- デジタル大辞泉
- [枕]「つがのきの」に同じ。「みづ枝さししじに生ひたる―いや継ぎ継ぎに」〈万・九〇七〉
のうさ‐のうさ〔なふさなふさ〕
- デジタル大辞泉
- [形動ナリ]分相応であるさま。また、時に応じて気の向くままにするさま。「哀れなる―の思ひかな」〈千五百番歌合・二〇〉
のぼうの城
- デジタル大辞泉プラス
- 和田竜の歴史小説。著者自身が書き、2003年に第29回城戸賞を受賞した映画脚本「忍ぶの城」をノベライズしたもの(映画は2012年、犬童一心と樋口真嗣…
ヴィオロンのため息の
- デジタル大辞泉プラス
- 五十嵐均の小説。副題「高原のDデイ」。1994年刊行。同年、第14回横溝正史ミステリ大賞受賞。
shí-no-go-no, しのごの, 四の五の
- 現代日葡辞典
- 【G.】 O resmungo (Lit. dizer o (número) cinco depois do quatro).~ iwazu ni|四の五の言わずに∥Sem resmungar.
四の五の しのごの
- 日中辞典 第3版
- 说三道四shuōsān-dàosì成語.~四の五の言わずに|不必说三道四;别废话.~四の五の言…
なんのかの【何の▲彼の】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ⇒なにやかや(何や彼や)彼は何のかのと言って金を返してくれないHe always makes some excuse or other for not paying me back.
しっこう‐さいばんしょ(シッカウ‥)【執行裁判所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 強制執行をする機関としての裁判所。債権その他の財産権、不動産などに対する執行を行なうほか、執行官の行なう執行行為について、監督な…
ひやし【廂間】 の 子((こ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 妻以外の女性にできた子。私生児。
比較心理学 ひかくしんりがく comparative psychology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ウイルスや植物から人間にいたるまで種々の生物の行動を,その相違と類似,または近縁性の観点から比較研究する心理学の一部門。この名称は 17世紀以…
けんれん‐はん【牽連犯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通常、手段と目的または原因と結果の関係にたつ一連の各行為が、それぞれ別個の罪名に触れるような犯罪。たとえば、住居侵入と窃盗、文書…
ぎょう‐かん(ギャウ‥)【行間】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 文章の行と行の間。文字面には表われない筆者の意を表現する時に用いる。「行間を読みとる」[初出の実例]「曬罷風牀整二乱編一、行間往…
松尾芭蕉 (まつお-ばしょう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1644-1694 江戸時代前期の俳人。正保(しょうほ)元年生まれ。京都で北村季吟(きぎん)にまなぶ。江戸にでて宗匠となり,延宝8年深川に芭蕉庵をむすぶ…
かみ‐なり【雷】
- デジタル大辞泉
- 《「神鳴り」の意》1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。…
帰命 (きみょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- サンスクリットのnamasを漢文仏典では帰命とも南無(なむ)とも訳しており,この両語は同じく〈頭を下げ敬意を示すこと〉,帰依(きえ)を意味してい…
オットー Rudolf Otto 生没年:1869-1937
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツのプロテスタント神学者,宗教学者。ゲッティンゲン大学などを経て,マールブルク大学の組織神学教授。宗教の本質と真理を学問的に把握するこ…
社会科学【しゃかいかがく】
- 百科事典マイペディア
- 経済学,政治学,法律学,社会学など,社会に関する科学的研究の総称で,自然科学と対照的に用いられる。研究方法は実証的・合理的であるが,その対…
スコパス すこぱす Skopas
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ギリシアの彫刻家。プラクシテレス、リシッポスと並ぶ紀元前4世紀のもっとも著名な彫刻家。パロス島出身。父アリスタンドロスは青銅…
バッラ(Lorenzo Valla) ばっら Lorenzo Valla (1407ころ―1457)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ルネサンス期イタリアの哲学者、文献学者。歯に衣(きぬ)を着せぬ批判で多くの敵をつくり、波乱の生涯を送った。地上の快楽は究極的なそれ、つまりキ…
万民法 ばんみんほう ius gentium ラテン語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマの、ローマ市民と外国人、あるいは外国人同士の間に適用された法律。ユス・ゲンティウムともいわれる。ローマ市民法は、古代の属人主義の…
フィロン(ユダヤ人哲学者) ふぃろん Philon (前20ころ―後50ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ユダヤ人哲学者。彼の家庭はローマ皇帝と親交があり、ユダヤ王家と姻戚(いんせき)関係にあった。紀元後38年のアレクサンドリアのユダヤ人大迫害のの…
浮標(三好十郎の戯曲) ぶい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 三好十郎(みよしじゅうろう)の戯曲。五幕。1940年(昭和15)『文学界』6~8月号に連載、同年桜井書店刊。同年3月、八田元夫(はったもとお)演出、丸山…
国際花と緑の博覧会 こくさいはなとみどりのはくらんかい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1990年4月1日から9月 30日までの 183日間,「自然と人間の共生」をテーマに大阪府の鶴見緑地で開催された国際博覧会。略称「花の万博 EXPO'90」。…
アクチオーン あくちおーん Die Aktion
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 『行動』。ドイツ表現主義運動を代表する機関誌の一つ。1911年2月「自由のための政治・文学週刊誌」としてベルリンに興る。編集者はフランツ・プフェ…
李卓吾 りたくご Li Zhuo-wu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]嘉靖6(1527).10. 福建,晋江[没]万暦30(1602).3.15. 北京中国,明末の思想家。名は贄 (し) 。号は卓吾,宏甫,禿翁など。初め官吏となったが,54…
レニエ Régnier, Mathurin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1573.12.21. シャルトル[没]1613.10.22. ルーアンフランスの風刺詩人。 P.デポルトの甥。その生涯はさまざまな伝説的逸話に包まれ判然としない部…
ハクスリー
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] ( Aldous Leonard Huxley オルダス=レナード━ ) イギリスの小説家、評論家。[ 三 ]の孫、[ 二 ]の弟。現代社会の不安、危機感などを表現した…
しゅ‐だい【主題】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 主要な題目。② ある事柄で中心となる問題。テーマ。[初出の実例]「現に着手すべき研究の主題、及び方向等をも知ることを得て」(出典:国…