「屋」の検索結果

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いそ‐や【×磯屋】

デジタル大辞泉
海辺にある漁師などの家。「藻塩もしほ焼くあまの―の夕煙ゆふけぶり立つ名も苦し思ひ絶えなで」〈新古今・恋二〉

とう‐や〔トウ‐|タウ‐〕【頭屋/当屋】

デジタル大辞泉
神社の祭礼にあたり、神事や行事の主宰者となる家。また、その家の主人。古くは世襲で、のち当番制になった。

とばし‐や【飛ばし屋】

デジタル大辞泉
野球・ゴルフなどで、打球を遠くまで飛ばせる技術をもった人。「ツアー屈指の飛ばし屋」

てら‐や【寺屋】

デジタル大辞泉
「寺子屋」に同じ。「見ればここにも―のやうに七夕様が祭ってあるな」〈浄・妹背山〉

てんのうじ‐や〔テンワウジ‐〕【天王寺屋】

デジタル大辞泉
室町後期から安土桃山時代にかけての堺の豪商津田氏の屋号。宗達・宗及は堺の三十六人会合衆えごうしゅうの一人で、茶人としても有名。江戸時代の大…

おく‐う〔ヲク‐〕【屋×烏】

デジタル大辞泉
屋根にとまっている烏からす。

おっ‐かい〔ヲク‐〕【屋階】

デジタル大辞泉
屋根裏につくった部屋。屋根裏部屋。

おとわ‐や〔おとは‐〕【音羽屋】

デジタル大辞泉
歌舞伎俳優の尾上菊五郎・坂東彦三郎両系統の称する屋号。初世菊五郎の父が、京都都みやこ万太夫座の出方をしていた音羽屋半平であったところからい…

おもだか‐や【沢瀉屋】

デジタル大辞泉
歌舞伎俳優市川猿之助、およびその一門の屋号。

うえき‐や〔うゑき‐〕【植木屋】

デジタル大辞泉
植木の栽培・販売や、造園・手入れなどを職業とする人。また、その職業。植木職。[類語]庭師・園丁

かがり‐や【×篝屋】

デジタル大辞泉
篝屋かがりや守護の詰め所。また、そこに詰めた武士。のちに鎌倉にも設置された。夜間、辻々で篝火をたいたからいう。

かけ‐や【掛屋/懸屋】

デジタル大辞泉
江戸時代、幕府・諸藩の公金出納を扱った商人。諸藩の掛屋は蔵物の売却代金を江戸屋敷や国もとに送金したり、金融を引き受けたりした。銀掛屋。

かさ‐や【傘屋/×笠屋】

デジタル大辞泉
傘または笠を作ったり、売ったりする人。また、その店。

いかけ‐や【鋳掛(け)屋】

デジタル大辞泉
鋳掛けを職業にする人。鋳掛け師。

こおり‐や〔こほり‐〕【氷屋】

デジタル大辞泉
1 氷を製造・販売する店。また、その人。2 夏に、氷水などの飲料を売る店。また、その人。氷店こおりみせ。

りょうり‐や〔レウリ‐〕【料理屋】

デジタル大辞泉
客の注文により料理を作って供する店。[類語]料亭・食堂・レストラン・飲食店・飯屋・喫茶店・菜館・飯店・茶房・茶店・割烹・割烹店・酒場・飲み屋…

はま‐なや【浜納屋】

デジタル大辞泉
大坂で、河岸に設けた物置小屋。「大和橋の―借っての出店も」〈浄・生玉心中〉

はしり‐や【走り屋】

デジタル大辞泉
オートバイ・自動車で、高速道路や峠道などを暴走したり、無許可で競走を行ったりする者。[類語]与太者・ならず者・地回り・やくざ・暴力団・無頼漢…

ひきゃく‐や【飛脚屋】

デジタル大辞泉
1 飛脚を職業とする人。2 「飛脚問屋」に同じ。

むずかし‐や〔むづかし‐〕【難し屋】

デジタル大辞泉
《「むつかしや」とも》いつもむっつりしていたり、理屈を言ったりして、扱いにくい人。

やく‐や【役屋/役家】

デジタル大辞泉
江戸前期、検地帳登録者のうち、屋敷を持ち、一人前の夫役ぶやく負担をする農民。

や‐ごと【屋事】

デジタル大辞泉
家屋の建築や屋根のふきかえ。

やぶれ‐や【破れ屋/破れ家】

デジタル大辞泉
こわれいたんだ家。また、むさくるしい家。あばらや。はおく。

ほう‐おく〔‐ヲク〕【×蓬屋】

デジタル大辞泉
1 屋根を蓬よもぎでふいた家。草ぶきの家。2 みすぼらしい家。あばらや。また、自分の家をへりくだっていう語。

ふろ‐や【風呂屋】

デジタル大辞泉
1 湯銭を取って入浴させる浴場。また、それを業とする人。銭湯せんとう。湯屋。公衆浴場。2 風呂桶など、風呂の設備や道具を売る店。3 風呂桶を据…

きどり‐や【気取り屋】

デジタル大辞泉
体裁ぶる人。とりすました、しゃれ者。

かま‐や【×竈屋】

デジタル大辞泉
かまどを据え付けてある所。また、その建物。

けいこ‐や【稽古屋】

デジタル大辞泉
音曲などを教える家。また、その人。稽古所。「義太夫の―とおぼしき男」〈滑・浮世風呂・前〉

鍛冶屋【かじや】

百科事典マイペディア
古く金打(かぬち)と呼ばれた鍛冶屋は鋳物師(いもじ)と並んで金工の基本であった。古代には朝鮮半島渡来人が近畿を中心に韓(から)鍛冶集落をつくり,…

あがり‐や【揚がり屋】

デジタル大辞泉
1 江戸時代、御目見おめみえ以下の武士、僧侶・医師・山伏などの未決囚を収容した牢屋。江戸小伝馬町の牢屋敷にあった。→揚がり座敷2 「上がり場2…

頭屋【とうや】

百科事典マイペディア
当屋とも記す。祭礼や講で行事を主宰する人または家。村神主,一年神主とも。神職が存在しない時代や場所では氏の頭人や宮座の長老が神主を務めたが…

あきや【空屋】[書名]

デジタル大辞泉
宮崎湖処子の小説。明治24年(1891)、「国民之友」誌に発表。

てんぷらや【てんぷら屋】

改訂新版 世界大百科事典

さつまや【薩摩屋】

改訂新版 世界大百科事典

傘屋 かさや

日本大百科全書(ニッポニカ)
傘を製作・販売する職人。傘はからかさ(唐傘)ともいい、雨や雪や強い日を避けるための日常用具であったため、16世紀の室町後期には、その需要に応…

菓子屋 かしや

日本大百科全書(ニッポニカ)
菓子を製造・販売する店。中世末の16世紀に自家製の餅(もち)や粽(ちまき)、まんじゅうを小売りする干見世(ほしみせ)や振り売りの販女(ひさぎめ)がい…

古着屋 (ふるぎや)

改訂新版 世界大百科事典
中古品や質流れ品の衣類を売買する商人。上方では古道具屋とともに古手(ふるて)屋と呼んだ。江戸では慶安年間(1648-52)に13人が古着問屋を開業し…

呉服屋 (ごふくや)

改訂新版 世界大百科事典
呉服を売買する商人およびその店。呉服はもともとは絹織物を指し,綿織物,麻織物の太物(ふともの)と区別されていたが,現在では着尺(きじやく)…

米屋 (こめや)

改訂新版 世界大百科事典
米を販売する商人であるが,業態は複雑であった。米は前近代では貢租であったから,流通には制約があった。古代,平城京,平安京には東西の市に〈米…

豆屋

デジタル大辞泉プラス
古典落語の演目のひとつ。上方種。三代目柳家小さんが東京に持ち込んだもの。「豆売り」とも。

城木屋 (しろきや)

改訂新版 世界大百科事典
新内節の曲名。義太夫節の一部をとって新内化した段物《恋娘昔八丈(こいむすめむかしはちじょう)》(通称《お駒才三(おこまさいざ)》)の一部。…

パン屋 ぱんや

日本大百科全書(ニッポニカ)
パン(麺麭とも書く)を製造・販売する店。1869年(明治2)に木村屋(開業当時は文英堂といった)が東京で始めたのが本格的なパン屋の最初で、74年創…

唐物屋 とうぶつや

日本大百科全書(ニッポニカ)
唐物を売買する商人の店。唐物は古代の9世紀に中国から舶載した品物のことで、10世紀からは「からもの」といった。17世紀にできた唐物屋は、長崎で取…

総会屋 (そうかいや)

改訂新版 世界大百科事典
目次  総会屋の法的規制株主の権利を濫用して会社から不当な利益を得る者。株主総会に出席して議事進行の妨害あるいは協力するために会社に金銭の…

駄菓子屋 (だがしや)

改訂新版 世界大百科事典
駄菓子をあきなう店。駄菓子は安価な材料を使った粗製の菓子のことで,《続飛鳥川(ぞくあすかがわ)》によると18世紀後半の江戸では,板おこし,だ…

履物屋 はきものや

日本大百科全書(ニッポニカ)
履き物を販売する店。20世紀になってからの呼称で、それ以前は下駄屋。履き物でも足の甲を覆う靴などは靴屋で扱い、おもに鼻緒をすげる草履(ぞうり)…

役屋 やくや

日本大百科全書(ニッポニカ)
戦国時代から江戸時代にかけて、領主が一人前の夫役(ぶやく)負担者として把握した農民をいう。役家とも書き、公事(くじ)屋ともいった。その由来は、…

いんばい‐や【淫売屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 淫売婦をかかえている家。淫売宿。地獄宿。[初出の実例]「表向は稽古屋なるも其内幕は淫売屋同様の所業をなす」(出典:朝野新聞‐明治一九…

うけにん‐や【請人屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 江戸時代、奉公人周旋業者をいう。周旋手数料のほかに、親類や知人に代わって請人として加判する報酬を受け取った。請人宿。口入宿(くち…

いしょう‐や(イシャウ‥)【衣装屋】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 俳優の必要とする衣装を調達する店。② =いしょうかた(衣装方)③ 衣服を売る店。[初出の実例]「ある鉱物商の飾窓(ウヰンドウ)は、彼女…

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