おおくち‐の(おほくち‥)【大口の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 大きな口をしている真神(狼の意)というところから ) 地名「真神の原」にかかる。[初出の実例]「大口能(おほくちノ)真神の原に降る雪はいたく…
おしどり‐の(をしどり‥)【鴛鴦の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 おしどりは水に浮くところから「浮く」と同音の「憂き」にかかる。[初出の実例]「水ぐきの あさき心の かくれなく ながれての名を をし鳥の 憂き…
うきしま‐の【浮島の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しで、「うきしずみ(浮沈)」にかかる。[初出の実例]「渡るらん方し知らねばうきしまのうきしづみたる恋もするかな」(出典:能宣集…
あわしま‐の(あはしま‥)【粟島の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しで、動詞「逢ふ」の未然形「あは」にかかる。[初出の実例]「安波思麻能(アハシマノ)逢はじと思ふ妹にあれや安眠(やすい)も寝ずて我…
きみがよ‐の【君代の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 君の寿命が長いの意で「長し」と同音を含む地名「長柄(ながら)」「なが井」などにかかる。[初出の実例]「君が世のながらの山のかひありとのどけ…
しらいと‐の【白糸の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 「たゆ(絶)」「くる(来)」などにかかる。[初出の実例]「しつはたにへつるほどなり白糸のたえぬる身とは思はざらなん〈よみ人しらず〉」(出典…
ころもで‐の【衣手の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 「別る」にかかる。たもとを分かって離れる意からか。一説に、袖が左右に分かれているところからとも。[初出の実例]「衣手乃(ころもでノ)別る今…
ほん‐の【本の】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 連語 〙 ⇒ほん(本)[ 一 ]⑤[ 2 ] 〘 連体詞 〙 下の語に限定される意を強めて、まさにそれだけ、の意で用いる。まったくわずかの。ちょっ…
はるひ‐の【春日の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 =はるひ(春日)[ 二 ][初出の実例]「播屡比能(ハルヒノ) 春日(かすが)の国に 麗(くは)し女(め)を 有りと聞きて」(出典:日本書紀(720)継体七…
はるやま‐の【春山の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 春の山の草木がもえ出すようにの意で、「しなひさかゆ」にかかる。[初出の実例]「春山之(はるやまの) しなひ栄えて 秋山の 色なつかしき ももしき…
のたり
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) ゆったりとしたさま、悠々としているさまを表わす語。[初出の実例]「建つめた中にのたりと増上寺」(出典:…
の‐もじ【の文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「の」で始まることばの後半を略し、「文字」を添えたもの )① 「のり(海苔)」をいう女房詞。[初出の実例]「御ちや、のもしまいる」(…
のん
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 助詞「の」の変化したもの。近世末期に上方にあらわれる )[ 1 ] 〘 格助詞 〙 =の[ 一 ]①(ロ)(ハ)〔格助詞〕[初出の実例]「そないに東京が好いの…
ど‐の【何の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連体詞 〙① 複数のものからの選択や程度について限定できないことを表わす。[初出の実例]「どの勢の中へかいると見つる」(出典:平家物語(13C…
とお‐の(とほ‥)【遠の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連体詞 〙 ( 形容詞「とおい」の語幹に助詞「の」の付いてできたもの ) 隔たりの程度がはなはだしい。遠くの。遠方の。[初出の実例]「家人は 待ち…
すみぞめ‐の【墨染の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 墨染めの色が暗いという感じから、「夕べ」「たそがれ時」「おぼつかなし」などにかかる。[初出の実例]「いろにいでば 人しりぬべみ すみぞめの …
たま【玉】 の
- 精選版 日本国語大辞典
- 下に名詞を続けて、それが美しいものであるとしてほめていうのに用いる。[初出の実例]「我が国に見え給はぬ姿がおはするたまの男のみえ給へるは」(出…
たらちね‐の【垂乳根の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 語義未詳。① 「母」にかかる。かかりかた未詳。[初出の実例]「帯乳根乃(たらちねノ) 母の命(みこと)は 斎瓮(いはひへ)を 前に据ゑ置きて」(出典:…
ちじ‐の【致仕の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 官職名に付して、その職を辞した人である意を表わす。「ちじの大臣」「ちじの大納言」など。[初出の実例]「致仕のおとども、またなくかし…
もの‐の【物の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連体詞 〙 数を表わす語の上に付けて、それがほんのわずかで、取るに足りないくらいのものであることを表わす語。せいぜい。[初出の実例]「物(モ…
や‐の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 間投助詞「や」に終助詞「の」の付いたもの ) 形容詞・形容動詞の語幹を受け、詠嘆を表わす。[初出の実例]「あら、名残をしやの」(出典:虎寛本狂…
たつの[市]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 揖保川 新宮 竜野 竜野城下 御津兵庫県南西部の市。2005年10月竜野(たつの)市と揖保川(いぼがわ),新宮(しんぐう),御津(みつ)…
副の
- 岩石学辞典
- 珍しい興味ある副成分鉱物に用いる[Johannsen : 1917].岩石の場合は含有量が少なく岩石を分類命名する際に基準にならない成分に用いる.
補助の
- 岩石学辞典
- →副の
のびすぎでんねん
- デジタル大辞泉プラス
- 大阪府で生産されるフキ。府立農林技術センターで「愛知早生」から選抜育成してつくりあげた品種。在来種に比較し生育が早い。命名は元大阪府知事の…
のい【の井】
- 改訂新版 世界大百科事典
soré-shíki-no, それしきの
- 現代日葡辞典
- 【G.】 「uma ferida」 Tão insignificante [pequena]. [S/同]Soré kúráí nó(+).
sáshimo-no2, さしもの
- 現代日葡辞典
- 【E.】 Embora;até;apesar de.~ mei-i ni mo haha no byōki wa naosenakatta|さしもの名医にも母の病気はなおせなかった∥At…
弱視の
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- amblyope →視力
遠視の
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- hypermétrope →視力
【輜】のうし
- 普及版 字通
- 行李。字通「」の項目を見る。
【土】のうど
- 普及版 字通
- 土俵。字通「」の項目を見る。
大の だいの
- 日中辞典 第3版
- →だい(大)
彼の かの
- 日中辞典 第3版
- 那个nàge.~彼の有名な事件|那个有名的事件.⇒あの
みずしらずの【見ず知らずの】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ⇒みしらぬ(見知らぬ)見ず知らずの人a complete [total] stranger
環境税
- 知恵蔵
- 汚染物質の排出抑制など環境政策のための租税政策手段であると同時に、環境政策費用を原因者や受益者に負担させる財源調達目的を併せ持つ税。地球温…
ダスキールトン dusky lutong Presbytis obscurus
- 改訂新版 世界大百科事典
- 霊長目オナガザル科の旧世界ザル。目のまわりが白く眼鏡をかけたように見える。口のまわりにも口ひげとあごひげを生やしたような白毛が目だつ。ほっ…
セナンクール Étienne Pivert de Senancour 生没年:1770-1846
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの思想家,小説家。パリの裕福な家庭に生まれるが,フランス革命で破産した父から僧職に就くことを強いられ,スイスに逃れて結婚。だが結婚…
アンドレス Andres, Stefan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1906.6.26. トリール,ブライトウィース[没]1970.6.29. ローマドイツの小説家,詩人。初め牧師を志して修道院付属学校に入ったが,大学では文学…
アナクシメネス あなくしめねす Anaximenēs (前585ころ―前528ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの哲学者。小アジアのイオニア地方の町ミレトスに生まれる。アナクシマンドロスの後継者とされるが、著作は失われ、わずかな断片を残す…
ミカエル Michael
- 改訂新版 世界大百科事典
- ユダヤ教,キリスト教,イスラム教の天使の名。旧約聖書ではイスラエルの守護天使とされ(《ダニエル書》),新約聖書ではサタンとの闘いを指揮する…
当為 とうい oughtness 英語 Sollen ドイツ語 devoir フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「あるべきこと」「まさに為(な)すべきこと」をいい、倫理的な概念とされる。その究極的なものは人間の到達すべき目標であり、したがって哲学者の最…
シキチョウ しきちょう / 四季鳥
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には鳥綱スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科シキチョウ属に含まれる鳥の総称で、狭義にはそのうちの1種をさす。シキチョウ属Copsychusには8(または9)…
シューバルト しゅーばると Christian Friedrich Daniel Schubart (1739―1791)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの詩人、作家、音楽家、ジャーナリスト。牧師・教会音楽指揮者の子としてシュワーベンのオーバーゾントハイムに生まれる。エルランゲンでの学…
小原国芳 おばらくによし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1887.4.8. 鹿児島[没]1977.12.13. 東京教育家,玉川学園創設者。京都帝国大学で教育学を専攻,広島高等師範学校付属小学校主事を経て 1919年成城…
サザン Southern, Terry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1924.5.1. テキサス,アルバラードー[没]1995.10.29. ニューヨークアメリカの小説家,シナリオライター。 11歳の頃から創作を始め,各地の大学に…
記号 きごう sign
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般には,符号や目印と同様に,約束に従ってある表象によってそれとは別のものを指示するものをいう。しかし今日,記号は数学,論理学,認識論,社…
ホワイト White, Patrick (Victor Martindale)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1912.5.28. ロンドン[没]1990.9.30.オーストラリアの小説家。 1973年ノーベル文学賞受賞。ケンブリッジ大学卒業。第2次世界大戦中はイギリス空軍…
フリース Fries, Jakob Friedrich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1773.8.23. ザクセン,バルビ[没]1843.8.10. イェナドイツの新カント派に属する哲学者。フリース学派の祖。少時モラビア教団の影響を受け,のち…
フィチーノ Ficino, Marsilio
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1433.10.19. フィレンツェ,フィリーネ[没]1499.10.1. フィレンツェ,カレッギルネサンス期イタリアの指導的プラトン主義哲学者。アリストテレス…